現役“獣”おにっき

ということで前記事のおまけ!
誰も読まなくていいわたしの日記です()。

ギ編最終話が更新された11月10日、わたしは関東に行っていました(今はプラネタリウムのイエナさんのおそばに住んでいます)。
なので折角だからカフェゼノンにも行きました。迷いすぎてバータイムになってたんはご愛敬。

ごほほ、その11月10日のご用事が、現役“獣”の所以です。
その日は好きな人の命日で、お墓知らないけど通っていた学校は特定したので生活圏参りに行ってきていたのです。

わたしは好きな存在――ガ粘的に表現すれば”推し”にガチ恋する獣であると同時に、『同担推し』の獣です。
だって、わたしが心から愛する人のことをよく見ていて強く想っているひとだなんて、素敵な存在だわ。
勿論それだけで好きになったりはしないけれど、それで見るようになった当人が素敵な人なら好きになることだってある。

迷惑を掛けたくなくて存命中にはあまり態度に出さなかったけど、わたしはその人が本当に好きだった。
連絡先の交換ができたの、嬉しかった。少し話してくれたの、嬉しかった。
わたししかフォローしていない鍵アカウントでだけ、アカウントを消したあと自分がどうする気なのか教えてくれて、切なかったけれど、こころから嬉しかったわ。

でもそれだけのはずだった。
わたしはその人のことを何も知らなかった。何も知らずに終わったはずだった。ご遺族とご学友が余計なことばかりして自分たちの個人情報駄々流しにしていなければ知らずに終わっていたのよ。
わたしだって一度は忘れた。忘れようと努めて忘れたのよ。学校名。なんで五年以上経って調べてもまだわかるのよいい加減にして。

……ということで、その人が暮らした街に会いに行っていました。
青桐にすら嫉妬して泣きそうになったわ。その人が通りがかったときにもこいつはここに立っていたのだと思うと、無性に悔しくて。

だけど嬉しいこともあったの。わたし、その日はたまたま帽子についているリボンを首に巻いて結んでいたのだけど、よく考えたらそれって一日中自分の首を絞めていたってことよね。
無意識のお揃いって心ときめいてしまう。ちょっときゅんとしちゃった。

好きな人が暮らしていたまちの都会、わたしは結構好き。
きれいだし、映画館も行きやすいところにあるところが素敵。今回も映画を見てきたの。すてきだった。
きっと住むことは一生ないわ。自分を目に止められることが好きではなかったあの人を晒し者にしたあの人のお友達とご家族を許すことができない以上、偶然出会ったときに激情を抑えられる自信がない。

死んだら謝りたいことが沢山あります。
謝ることくらいは許してやろうと思えていたら、わたしと会って頂戴ね!
いろいろとこう、土下座するので!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?