吉田カバンPORTERのカバンを修理に出しました

 吉田カバンといえば、PORTER。PORTERのカバンは今も4つ持っていますし、過去にもいくつか買いました。

 2019年11月に、PORTERのカバン(リュックサックDAYPACK/デイパックLIFT/リフト)を購入しました。購入したカバンは、背中側に斜めのファスナー(ジッパー)が付いていて、ややおしゃれな感じです。
 しかしこの斜めに開けるファスナーが非常に固く、メインの上部も背中の斜めに開けるファスナーもどちらも固いのです。このカバンは、電車に乗る時は前に背負い、背中側のポケットにスマートフォンを数台入れていますので斜めのファスナーを一日に何度も開け閉めしますので、非常に大変。
 ファスナー全てが固い上に、留め具(手で持って明け閉めする金具)も小さいので、力が伝わりにくい構造です。このファスナーの固さのため、結構力を入れてファスナーの開け閉めをすることが日常になりました。

 このファスナーの固さのせいで、2020年2月某日、事故が起こりました。ある地方へ出張する途中、飛行機に搭乗するまでの少しの間、待合室にて座って待っていました。このカバンを膝の上に置き、いつものようにカバンの背中側にあるファスナーを閉めようとしました。そのとき、なぜか上着(ダウンジャケット)の裏地がカバンの背中側にあるファスナーの上に絡まっていたことに気づかず、いつも通り固いため強めに閉めてしまい、がっちり裏地がファスナーにくい込んでしまったのです。そのため、どんなに頑張っても強く上下に動かしてもファスナーが動かなくなってしまいました。
 カバンとダウンジャケットの裏地とが挟み込まれたままの状態では、飛行機にも乗れず、また、その後もまだまだ寒い季節であるため、ダウンジャケットを着ずに出歩くわけにもいきません。そこで、何とかファスナーを開けようと、ファスナーはまだ閉まる途中であったため、開いているレール部分(Zip Teeth(務歯/むし))を持って力いっぱい強引に開いたところ、務歯のいくつかの歯が外れてしまい、さらにはダウンジャケットの裏地も破れてしまいました。
 破れた箇所は裏地だったのでまだ目立たないので、それほど問題とまではいきませんでしたが、カバンの背中側ファスナーは、務歯が一部欠けてしまったため、ファスナーを閉めた状態にしても、務歯が欠けた部分からファスナーが自然と開いてしまうため、入れているスマホなどが落ちるかもしれず、ファスナーの役割を果たせなくなりました。

 そこで、このカバンを買ったところに持って行き、務歯の部分を全部取替修理が可能かを尋ねました。おそらく1万円ぐらいだろうとのことでしたが、金額が分かるのに、2週間、その後、修理に2ヶ月ぐらいかかるとのことでした。
 

 結局、新型コロナウイルスの騒動によって全く連絡は来なかったのですが、4ヶ月経過した新型コロナウイルスによる緊急事態宣言明けの6月に「修理が完了しました」との連絡がありました。
 無事に修理されて戻ってきました。修理代金は6000円。見事に元通りになりました。しかも、図の矢印の箇所(側面から底面、逆側面までの帯状の生地)も全部剥がして取り替えてくれたのですが、この料金は不要というサービスもしていただきました。素晴らしい対応で、ますますPORTERのファンになりました。

 もし、修理をしないといけないと思ったら、時間がかかるのですぐに出した方が良いです。対応も素晴らしいですし、仕事も完璧です。

図1


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