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【観劇記録】BSP 新撰組(終ノ章)

殺陣師としてドヰさんが参加してるのは知りつつもなんとなく肌にあない香りがしてて観ていなかったBSPさん。
食わず嫌いはよくないからね。

正直お芝居力だけみたら本当に台本が手放せてないようなお芝居で、頭に入れるのでいっぱいいっぱいな感じでお稽古は殺陣に全振りしたのかな、と。というか脚本が忙しないから演者も感情を乗せるのが難しかったんでないかな。
こちらも感情移入するのが難しかった。
が、鼻をすする音はたくさん聞こえたのでたぶん暁宵とみてきた方たちなんだろうなあ。
たとえ駆け足とはいえひとの一生をみまもるのはしんどいものだものな。たぶん私もそうしてたら泣いた。

めちゃくちゃ個人てきには油小路一瞬で終わったのが…いや、このストーリーにはそんなに重要なことではなかったのだろうけど。
他の場面もまあまあ一瞬で終わったけど殺陣の魅せ方がカッコ良いので場面場面が写真みたいな記憶の残り方をしてる。
近江屋のとことかよい。ドヰさんが入ってくる瞬間のあの緊張感。切り取りたい。

ただやっぱりマイベストはオープニングだなって思っちゃうなあ。
若者たちの青春がもはや持ち味だと思うので、それを1番熱く美味しく頂けるのはオープニングだと思う。
お芝居にもうちょっと厚みがでればまた変わってくるかもだけど…。

ひっさびさにこんながっつり新撰組ですーって作品みたけど、まさに一世一代かけた武士ごっこって感じがある意味ハマってて。この子達に1番適した演目なんだろうなあってのは感じた。
いや、悪口じゃないぞ。

いじらしいねえ。

ご縁があればまたみたいやも。



冨森さんのひっつめ似合うね。

あ、パンフレットの新撰組講座みたいなのがど丁寧で素晴らしい。有り難い。