蕁麻疹対策に食事制限について③精製糖フリー →”精製糖レス”

なんでも適度、適量が大切だと、年を重ねるたびに感じている。
前回、前々回と食事制限について書いてきたが


3回目の今日は精製糖(白い砂糖など)について。

高城剛さんの著書にはこうある。



「 2008年に研究発表された『砂糖依存症の臨床根拠:砂糖の周期的な過剰摂取に関する行動神経化学的機能』でも、砂糖が脳内ドーパミンとオピオイドに作用し、依存症となる可能性についての臨床根拠が得られています。  「乱用」「離脱症状」「渇望」「交差感作」の四つの過程で、砂糖乱用が強化因子として作用することが、薬物依存との比較などを通じて立証されています。 

快感を求めて甘味や糖質を摂取し続けると、次第に摂取量が増え、イライラなどの禁断症状が出てきます。  ラットの実験でも、コカインよりも甘味のほうがより脳内報酬系を刺激するという結果が報告され、甘味はコカインよりも中毒(依存症)になりやすいという最終実験レポートが発表されたのです。 

ブームになったタピオカドリンクの正体は、単なる砂糖漬け飲料であることや、コーヒーチェーンで見かける長い名前のドリンクも砂糖と乳製品の塊にすぎないことは、賢明な方ならご存知かと思います。  砂糖の多い食品や飲料の過剰摂取は甘味による快感によって引き起こされ、薬物依存との共通性が指摘されている事実を、各人もっと真剣に考えねばなりません。  また、白砂糖は不純物を取り除く精製工程で栄養素がほぼ失われており、血糖値を乱高下させ、精神に影響を与える作用が懸念されています。

白砂糖は消化吸収が早い分、血糖値がジェットコースターのように急上昇、急降下してしまうのです。その過程でイライラし、気分が不安定になり、疲れを感じやすくなります。とくに副腎疲労(および疑いがある)の方は、疲れてきたときに飴やチョコレートを口にする習慣をつけてしまいやすく、悪循環に陥ってしまうので、基本的に白砂糖は口にしないように気をつけましょう。料理にも、黒砂糖やきび糖などの未精製のものを使うことをおすすめします。日本では砂糖といえばグラニュー糖が主流ですが、ヨーロッパでは主にてんさい(ビーツ)糖のことを指します。てんさい糖はフランス料理に欠かすことができない調味料で、フランスのてんさい糖生産量は世界第 1位を誇ります。腸内の善玉菌の餌になるオリゴ糖も含まれていますので、体質改善にも役立ちます。  」

 —『333ウルトラデトックス (NEXTRAVELER BOOKS)』高城 剛著


著者が伝えたいことは

「足す」より「引く」ことから始めることが、モノに溢れた飽食の時代を生き抜く秘訣ということなのだ。

とはいえ、完全に精製糖を0にすることは不可能に近い。
365日自炊を行えばそれは可能かもしれないが、家族や友人と外食することもあるだろう。そういうときは、限定的に取ってしまうのもしょうがないと私は思う。

健康は私の中で一番大切にしている価値観であるものの、
人生を楽しむことも同時に大事にしたいからだ。

人によってそこのモノサシは異なるが、自分にとっての適量の見極めが
長く健康に生きる上で必要になるのだろう。





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