見出し画像

【潜在意識】「好転反応」とは何かを徹底解説(完全版)

こんにちは。いつもスキをくださる方、オススメしてくださる方、そうではなくとも私の記事を読むことに少なからずお時間を割いていただいている方々に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

改めましてJegと申します。神様の奇跡が起きています。愛してます

さて、本日のテーマは「好転反応っていったいなんなのさ?」ということですが、実はこれに近いお話を以前にもさせていただいておりました。

この記事ですね↓

その際は「願望を未来に投げると何故か嫌なことが起こったりする理由は、願望実現の為に必要なイベントが返ってくるからである」といったお話をしたのですが、今回は潜在意識の観点からこの「好転反応」というものを見ていきたいと思います。


1.好転反応とは

まず、好転反応のそもそもの部分を説明して参りたいと思うのですが、この言葉の定義は感覚的になんとなく理解していただければOKかと思います。要するに何らかのスピリチュアルメソッド(アファメーションや夢ノートなどの願望実現法や自己改革法など)を実践した際に起きる不調や不運のことをまとめて「好転反応」とか「膿だし」と呼んでいるわけですね。

私は「それをクリアする」という前向きな姿勢と親和性が高いことから「イベント」という言葉を使っておりますが、一応以下に「好転反応」の一般的な解釈を記載しておきます。

スピリチュアルに於ける「好転反応」とは

本来は東洋医学に多く見られる考え方で、整体治療やマッサージを受けた後に一時的に症状が悪化することを指す場合が多いですね。「科学的根拠は無い」という意見もありますが、個人的には毒素排出の過程で、もしくは長年の異常な状態から正常な状態に戻る過程で好転反応が起きるというのは理に適うと思っております。ホメオスタシス(現在の自分の状態を一定に保つよう人間に備わった恒常性維持機能のこと)の発動も大きな要因と言えるでしょう。

今回はこれをスピリチュアルに当てはめて考えるわけですが、基本的な考え方は一緒です。何らかのスピリチュアルメソッドを実践した際に、今まで蓄積したネガティブな要素が表面化したり潜在意識とのギャップでホメオスタシスが発動したりと、やはり自分にとって一時的に好ましくない状況が訪れるわけですから、これを「好転反応」と呼ぶことは医学分野に於けるそれと共通点が多く見て取れるわけです。

この言葉を知っているだけで、目の前に起きる出来事が仮にネガティブな事象であったとしても「より良い未来に繋がる通過儀礼なんだ」といった具合にポジティブに捉えることができるようになるわけですから、いずれにせよ好転反応の存在を信じることは自身の生活にとってメリットが多いと言えるでしょう。

上記の通り、科学的根拠は曖昧だとしても、事実として何らかのポジティブなメソッドを実践した際には何らかの拒絶反応が起きることが極めて多いものです。

次に潜在意識の観点から好転反応を深掘りしていきましょう。

2.潜在意識とのギャップ

「顕在意識」と「潜在意識」の違いについては度々お話しておりますし、毎日私の記事をお読みいただいている方には何度も何度も大変申し訳ないのですが、ここで一応両者の違いについて改めてご説明しておきますね。

おなじみ4月4日の記事からの引用となります。

簡単に言えば自分自身で自覚できる意識が「顕在意識」、自分自身で自覚できない意識が「潜在意識」ということになります。

例えば「勉強しよう」と思って勉強するとか、「買い物に行こう」と思って買い物に行くとか、そういった日常生活ではっきり自覚できる行為はすべて「顕在意識」によるものだと考えていただければ概ね間違いありませんし、一方で「潜在意識」は顕在意識を根底から操作しているものだと考えていただければよろしいかと思います。

先ほどの「勉強しよう」という気持ちは蓄積された潜在意識が複雑に関連しあって初めて表面化した気持であると言うことができますし、意識全体に於ける潜在意識の割合は95%程と言われておりますから、つまり「〇〇しよう」という気持ち(顕在意識)の背景には、今までの経験や思考によって蓄積された潜在意識の影響が必ず隠れていると言えるのです。

「メイクをしよう」と思ってメイクをするという行為も、「他人から良く見られたい」「異性に好感を持ってもらえると得することが多い」「スッピンだと恥ずかしい」といったような潜在意識が連携して導き出した最適解に他なりません。

【潜在意識】最も効果的なアファメーションは何か?を徹底解説 より引用

ご覧の通り、人間の意識は大半が潜在意識というわけです。

では潜在意識に於ける好転反応とはいったいどういうことなのでしょうか。

ここで仮に超ネガティブ思考の人がいたと仮定します。この人は日頃から周囲に愚痴不平不満をまき散らし、ネットでは誹謗中傷コメントを平気で書き込み、誰に対しても攻撃的で人を傷付けることをなんとも思わず、行動指針は100%ネガティブに依存しています。

さて、この人の潜在意識は今どのような状態になっているでしょうか。これは改めて私が言うまでもありませんよね。おそらく真っ黒に濁った超ネガティブなものになっているはずです。何故なら普段の「言葉」「行動」「思考」が潜在意識の濁り具合を決定するからです。逆に言えば意識全体の95%を占める潜在意識が黒く濁っているからこそ、ネガティブな行動ばかり取ってしまうとも言えるかもしれません。

(※「何がネガティブで何がポジティブか」という点の定義は難しいものですが、「自分が引き寄せたいもの=ポジティブ」「自分が引き寄せたくないもの=ネガティブ」と定義するのが最もわかりやすいかと思います)

まぁ少し極端な例ではありますが、一応サンプルとして上記のような人物を想像していただければと思います。(ちなみに私はこういった人のことを「嫌な人」とか「悪人」とか呼ぶことに抵抗があるので、総称して「愉快な仲間たち」とカテゴライズし、脳内で面白おかしくキャラクターのように想像して楽しんでいます)

では次に、この人が「皆に愛される」という願望を実現するためアファメーションや夢ノートを実践し始めたとしたら、どうなるでしょう。

もちろん、願望自体は未来に投げられますから、それは何らかのポジティブな現象となって返ってくるような気もしますが、ここで考えていただきたいのは「顕在意識」と「潜在意識」のギャップです。

先ほども申し上げました通り、この人の潜在意識はネガティブで満たされているのでした。ですが「皆に愛される」という願望を未来に投げるのは紛れもなくポジティブな行為です。

つまり「顕在意識」が行うポジティブな行動と、「潜在意識」に蓄積されたネガティブな意識に顕著なギャップが生じているのです。

そして実は「潜在意識」は「顕在意識」とのギャップが大嫌いなのです。大嫌いだからこそ、仮に顕在意識でポジティブな行為をしようとしても、強大な力を有する潜在意識はなんとかして自分の方(ネガティブな方)へ顕在意識を近付けようと必死に努力を開始してしまうわけです。

おわかりいただけましたでしょうか。

これが「好転反応」の原因です。

つまり、好転反応とは「潜在意識」と「顕在意識」の間に生じる摩擦のようなものなのです。

考えてみてください。「自分はこうする!」と決意して行動しているのに、意識の95%が思いっきりそれに反発してくるのですから、精神のバランスが乱れて様々な不調として表面化するのはある意味当然と言えます。人間は潜在意識と顕在意識を必ず何らかの形で調和させなければ生きていけない生き物なのです。

そして意識の均衡が取れていない不安定な状態が自分の立ち振る舞いや言動や意思決定のすべてに悪影響を及ぼしてしまうからこそ、夢ノートやアファメーションを始めた瞬間に何故か不運な出来事が起きたり人間関係がこじれたりといった現象が起きてくるのです。

逆に願望実現メソッドを開始しても好転反応が出ない人というのは、もともと潜在意識が願望実現後の自分に近い状態にあると言えるわけですから、比較的早期に叶いやすいと考えられます。

とはいえ、人間誰しもネガティブな側面は必ずあるわけで、好転反応の強度がどの程度かなんてやってみなければわからないわけで、もし仮に絶大なギャップがあったらとんでもない不幸に見舞われるんじゃないかという恐怖も同時に湧き上がってくるかと思います。

ではどうするか、ということですが、次以降の章では「潜在意識」と「顕在意識」のギャップが好転反応を引き起こすという前提を踏まえ、ではそれを最小限に抑えるにはどうすればよいかということを解説して参ります。

私の脳内に存在する「愉快な仲間たち」フォルダはそれだけでアニメが作れるんじゃないかってくらい個性豊かなメンバーが揃っています。不思議なもので、苦手な人や嫌な人も脳内で面白おかしくキャラクターとして妄想するだけで、「その人の嫌な部分」も「その人から言われた不快な一言」も、脳内アニメーションに於いてはむしろ最高に面白いネタとなってくれるのです。そしてこのプロセスを繰り返すと、自然とその人を「愛すべき仲間」として認識できるようになるんですね。

ここから先は

5,014字 / 3画像

願望実現プラン

¥500 / 月
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?