フィギュア造形をやってみたい!1

個人的な趣味の話になり恐縮なのだが、飲み物でも飲みながらしばらく前置きを読んでもらいたい。
(急いでる人は一気にスクロールだ!)

自分はプラモデルを作るのが好きだ。
だがいきなり困ったことがある。

ロボットや乗り物、戦闘兵器は別に好きではないのである。
たまに、ピンポイントで好きなロボットがあったりするが、やはりゴリゴリのキャラクターモデルが好きだ。

ただプラモデルにも、美少女プラモというものがある。
しかしそれもニッチで、本当に選ばれたキャラクターしか商品化しないのである。

それなら、とガレージキットに移行したこともある。

しかしこちらも、多少ニッチなものはあるが、やはり自分の趣味とベストマッチするものを指を咥えて待っているしかない状態だ。

「好きなキャラクターの何かを作りたいけど、作れない」

そんな悶々とした日々を過ごしていたのだが、ある日その衝動が抑えられないことが起こる。

『ひろがるスカイプリキュアのソラちゃん(キュアスカイ)のフィギュアが欲しい』

ガレージキットを探すも、ない。
もちろん、大きいお友達の為にキューティーフィギュアと呼ばれるフィギュアも市販されている。
が、検索していただきたい。

そういう出来なのである。

私は、「自分の中にあるかわいいソラちゃん」を無性に具現化したくなってしまった。

そこで前々から興味のあった造型に手を出すことにしてしまった。


調べてみると、造形には粘土とデジタルがあるらしい。
とりあえず粘土はスカルピー、デジタルはblenderというソフトを試してみた。
両方とも、YouTubeの顔造形動画を参考に実際に手を動かしてみる。

正直、どっちもどっちだったのだが、blenderは思った方向に立体を回転させることができなく、詰まったところで

「ソフトの使い方を覚える時間を造形に使いたい」
と思うようになり、スカルピーで行くことにした。

実はもう1つ思ったことがあるので書いておく。
デジタル原型動画を色々見たのだが、
「突き詰めていくと、作り手の個性がなくなってね?」
という印象を持った。
端的に言うと
「そのうち、同じものをAIが作ってくれそう」
と思ってしまった。

そうなると、一気にデジタルモチベーションは底の底へ。

そしてその瞬間から、スカルピーとの長い長い戦いが始まったのである。

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