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RISING SUN ROCK FESTIVAL 2023 in EZO 一人反省会(1)

RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZOには今回でたぶん17回目か18回目くらいの参加になります。今回、ライブ以外での良かったこと、良くなかったこと、気になったこと、考えたことなどを記録として書き残しておきます。

去年の一人反省会で書いていたこと

まず、去年の一人反省会で書いた「感染症関係なく今後も続けてほしいこと」として3つ挙げてたことについて振り返ります。

1 テントサイト区画位置の事前抽選制
2 札幌駅、手稲駅、新千歳空港からのアクセスバス運航
3 飲食、物販での電子決済の導入

1は今年も継続された!並ばなくていいし公平だしとても良いやり方だと思う。去年はつなげられるのが2区画までだったが今年は4区画までできるようになってたのも、大人数グループをカバーできて良かったと思う。(自分は1区画しか使わないけど)

2については残念ながら手稲、新千歳発着が無くなってしまったけど、札幌駅発着のアクセスバスは今年も継続!去年は日曜朝の終演後のアクセスバスだけ買い逃した反省から、今年はチケット発売日に即購入した。

3についても、今年もほぼ全ての飲食出店で電子マネーでの決済OK!
ただし使用できるカードや電子マネーの種類が去年から少し変わってた。私はSuicaとPayPayを主に使用していたがまったく問題なかった。

2022年に使えたやつ
今年使えたやつ

今年はどの飲食ブースにもこの端末が用意してあった。決済がとてもスムーズだったのはこれのおかげなのかな。


ではここから、今年の反省会です。

天候

二週間前くらいから天気予報を毎日チェックしてたけど、直前までずっと雨の予報だった。結局、この3日間は晴れてくれて本当によかった。こんなに晴れなくてもいいよというくらい晴れて暑くなったのは誤算だったけど。晴れてうれしいのは、快適さだとか荷物が減らせるとかテントが雨にやられないとかいろいろあるんだけど、8月のこの金土日のために一年を必死で働いて生きている人たちがたくさんいるのを知っているから、どうにか晴れてほしかった。ぎりぎりになって天気予報から雨マークが全部消えたときは、ああよかったみんな報われたなと心底ほっとした。出発直前に「ポンチョも長靴もいらん!」と覚悟して置いてきたので夜中のVaundyのときにちょっと雨が降り出したときは焦った。

暑さ

コロナ前最後の2019年から丸三年経った去年2022年もかなり暑くて、朝まで半袖で過ごせた。2019年のDRAGON ASHのとき、早朝はちょっと肌寒かったのを覚えていたので、2022年の朝をBEGINで迎えたとき、今までの石狩の、北海道の夏とは変わってしまったと感じた。それが今年はさらに暑く、PROVOでのトークセッションでWESSの若林氏も言っていたけど、今後は石狩でもこの暑さがスタンダードになるのかもしれない。

とにかく今年も無限ポカリで乗り切った。ポカリブースに人が並んでなければ必ず1本買って飲むことを心掛けた。あんなに飲んだのにトイレに行く回数が少なかったのは、それだけ汗で水分が体外に出ていたのだろう。

夜中にあの会場でベンジーがダウンジャケットを着ていたという逸話がいまだに時々語られる。今の暑さからは想像しにくいかもしれないほんとに着てた。あれってたかだか20年ちょい前の話なんだよ。あのころの夜は本当に寒くて、しかもまだ参加者の意識の中で野外フェスとアウトドアがそんなに結びついてなかった時代で、野外で快適に過ごす知恵も知識も乏しかったからみんな綿100%のTシャツにジーンズ、靴はコンバースのオールスターみたいな格好でポケットに財布と携帯だけ入れて会場にやって来て、深夜から早朝は新聞紙やゴミ袋にくるまって寒い寒いと言いながら震えていた時代だった。懐かしいけどあそこまで寒いのもつらい。寒いと人間てほんとに歯がカチカチなるくらい震えるんだって思った記憶がある。
今後は主催側も飲食の出店者も参加者も、暑さへの対策がますます必要になっていくように思う。開催時期も今のままでいいのか検討すべきなのかもしれない。

飲食店

今年は出店であんかけ焼きそば、豚丼、ぎょうざカレー、いちごけずり、白い恋人ソフトクリームを食べることができた。以前から評判のいい鮭しょうゆラーメンを今年も食べることができなかったのがちょっと心残りである。

出店のメニュー全般が値上がりしていたのは昨今の事情を考えるとやむを得ないと思うが、一生懸命バイトして切り詰めてチケットを買って来ている若い人たちにとってはきついだろうなと思った。
あと、店が食中毒起こすなや。飲食店として一番恥ずかしいわ。公式アカウントから食中毒警報が出とるで!と連発で告知が来て「!?」ってなってた。今後毎年この暑さだとすると飲食店もかなり対策を考えないといけない。

携帯電話の通信状況

去年は会場内でドコモ電波のMVNOがぜんぜんダメだったのを思い出し、直前にAU系のpovoのesimを入れることにしたが、これが非常に良かった。開催中ずっと、まったく何の問題もなく使うことができた。しかも安いし。今年もドコモ系はかなり厳しかったようだ。
今のAndroid端末のSIM周りの仕様がどうなっているのかわからないけど、iPhoneなら簡単にesimを追加できるので、開催期間だけでもドコモ以外のキャリアを1つ確保しておくのが良いと思う。

交通アクセス(駐車場編)

近年は駐車場も毎年争奪戦になる。自分は車で行かないので関係ないから車の人は毎年大変だなあと思ってその争奪戦を外から見ている。
以前からちらほらあったけど、会場近辺の企業が期間中に敷地を開放して臨時駐車場をやってくれて(当然有料)今年もいくつかの企業の方がTwitterで利用者を募っていた。今年は主催が用意してくれた駐車場が少なかったせいなのか、駐車場チケットを手に入れられず、民間の駐車場を使いたい者がかなりの数いたようで、募集に殺到していた。利用状況を直接確認したわけではないが、民間駐車場の利用に関してトラブルがあったという話は聞こえてこないので、おおむねうまくいったのではないかと思う。車で行きたい人はこういうのも選択肢に入れていいかもしれない。ただ主催者が絡んでないので、万一何かトラブルがあったときにどうなるのかなっていうのはある。

交通アクセス(バス・タクシー編)

昨今のバス運転手不足からバスの台数が十分に確保できておらず、特にシャトルバスでの移動に支障が出るのではと危惧されていた。でも会場のバスの発着所の様子を見ていたら台数はそれなりにあったので、どうにか確保できたんだなと安堵した。バス会社のみなさんありがとうございます。にも関わらず1日目の夜に帰りのバスに乗車するまで2時間かかったとか、乗るのに時間がかかり過ぎて地下鉄の終電に全然間に合わなかったという話をたくさん見たし、実際、深夜に麻生駅周辺を通りかかったときに参加者と思われる人たちが地下鉄に乗れずトボトボと歩いているのをたくさん見かけた。

後から聞くと乗り場の運用がまずかったようで、バスはたくさん来てるのに、客を乗車させるのにやたらと時間がかかっていたと聞いた。乗り場での誘導の人員が足りなかったのだろうか。
北海道の人はただでさえ公共交通機関での移動をあまり好まないので(偏見じゃなくて私が北海道で生まれ育ったから知ってる)駐車場チケットが取れなくてやむを得ずバスを利用した人が、乗るのに何時間も待たされるなんてのはこれはもう本当に致命的で、こんな目に遭ったらその人たちは二度と来てくれないだろう。ここは特に改善すべきだと思う。

参考までに、会場から札幌駅までのバス・タクシーを使った移動手段の価格を比べてみた。(2023年の片道価格。路線バスは除く)
(1)シャトルバス 900円+地下鉄(麻生~さっぽろ) 250円 計1,150円
(2)JTBアクセスバス 1,800円
(3)ミッドナイトバス 2,300円
(4)タクシー 6,540円 (交通状況で変動あり)

アクセスバスとミッドナイトバスは時刻指定ありで事前購入必須。
タクシーは札幌駅北口までの運賃。2人なら1人当たり3270円、3人なら1人当たり2180円になる。

一人反省会(2)に続きます↓


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