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社会に適合するために

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常識のない自分を鍛錬するための気づき、ノウハウ、自助努力をまとめます。
運営しているクリエイター

#ディレクション

つくることは決めること、みんなで仕事をつくること

最近仕事でご一緒しているフリーランスのパートナーさんと、働き方や業界のなかでの身の上話をよくする。デジタル・クリエイティブの仕事はこの数年でまた大きく変わっている。 企業がデジタルマーケティングの予算比重を高め、スピーディーな対応のためDMP基盤などの整備や内部に制作部隊を持ったり、代理店やプロダクションは高くなる要求と技術に応え、人手や技術者不足にも対応すべく効率・合理的なプロセスとそれを実施できる組織体にシフトしていく、ような話を聞く。(←半分テキトーに言ってる) 自

あらゆる周辺に関心をもって、そのものの輪郭を探りたい

明けがた5時の空をみていた。薄暗くて、やけに質感のある空の真ん中に、柔らかな輪郭線の薄べったい雲が浮かんでいる。質感と薄さが対比して、雲がまるでポッカリ空いた穴のよう… 穴のよう、じゃなかった。よくみると、実は一面が雲に覆われていて、さっきまで見てた雲が空だと気づいた。周辺がそのものをかたちづくっていた。眠気なまこが覚めた。 - - - 書き出しと関係あるようで全く無いが、自分の仕事について考えていた。作る仕事(主にウェブ)で、話をまとめたり指示や管理を行う、制作ディレ

プロジェクトのドンデン返しはおもしろいか?

むかし、まぁまぁ有名な会社の採用ページで「大ドンデン返しにも負けない」的なことをおもしろおかしく表現してるコンテンツを見た。なにゆえ「大ドンデン返し」が起こる前提なんだろう?そういうセールスポイント?けっこうな角度で、首を傾げた。 そんなことを言いながら、その採用に応募した無礼を謝りたい自分。案の定不採用で、まぁ合わなかったんだと思う。こちらも、そしてあちらもそんな感触があったみたい。 無理が効くことを強みとする会社はあるし、世の中に根性論で乗り越えるような場面はある。だ

「そもそも」アレルギー

「そもそも」という言葉をよく聞く。 以前に比べて、よく聞くようになった、ような気がする。首相がやたらめったら言ってたのも、記憶に新しい。 これも情報環境が変わって、誰もがスマホを持ってから、言う人が増えたように感じる。いや、そんなデータはどこにもないんだけど。この「そもそも」が、僕はどうも苦手だ。 「そもそも」の苦手意識を反証するなんて便利な言葉。我が国の首相のように「基本的なこと」という意味で、誤用してる人も多いような気がする。 しかし「そもそも」と言われて、腑に落

できないことほど、捉えにくい

最近このツィートをみてハッとした。 否定より肯定。できないことより、できることのほうが捉えやすいんだって。むかし、社会心理学かなにかの書籍で読んだ。捉えにくいうえ、できない状態は想像したくない。「できる」と思っていたい。 心の声ならいいとして、相手がいる相談や検討でも同じでいいのかな。時と場合によって、よくないような気がする。自分なりに反証してみたい。 「できる」と話せて「できない」と話せない無意識「できる」と言うのは簡単。余裕余裕。我々は分かってるから。やるときやるか