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社会に適合するために

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常識のない自分を鍛錬するための気づき、ノウハウ、自助努力をまとめます。
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#マインドセット

強い“役割意識”に寄せて。分かりあえないことが実は希望だったりする。

良いと信じて、成果も見据えていて、疑う理由もないけれど、それが認めてもらえない。組織勤めならそう思うことって、大いにあると思います。 その至らなさや悔しさは、ポジもネガも関係なく、すごく重要なことで、あなたにしか考えられないこと。あなたにしか知り得ない背景、言葉に出してもいないような、他にない使命感があるはずで。 だから、僕は言い切ります。ずっと、そのことを考えていて、頭を悩ませたり必死になっているのだったら、それは尚のこと知っているあなたにしかない感情と思考なんです。あ

つくることは決めること、みんなで仕事をつくること

最近仕事でご一緒しているフリーランスのパートナーさんと、働き方や業界のなかでの身の上話をよくする。デジタル・クリエイティブの仕事はこの数年でまた大きく変わっている。 企業がデジタルマーケティングの予算比重を高め、スピーディーな対応のためDMP基盤などの整備や内部に制作部隊を持ったり、代理店やプロダクションは高くなる要求と技術に応え、人手や技術者不足にも対応すべく効率・合理的なプロセスとそれを実施できる組織体にシフトしていく、ような話を聞く。(←半分テキトーに言ってる) 自

駆け出したあの頃の、無鉄砲で小さな努力をバカにしない

いま、ウェブやデジタルクリエイティブ領域で、大きな仕事を経験させてもらっている。どれもビジネスの目的が確かで、責任があり、ひとつの意思決定にも、多くのステークホルダーの多角的な視点と判断が求められる。具体的な成果も求められる。 そのはるか前に、小さな仕事もたくさんあった。チームもなくって依頼者もゆるふわ、予算なんて100分の1にも満たない。目的もあるのかないのか不確かで、新しいテクノロジーに、なんとなーく夢を持たれて任される。具体化せざるを得ない。 なんだか昔をバカにして

罪を思う

「自分の罪」と聞けば、何を思い出せるか? 生きていれば、大小さまざまな罪を冒している。自分が犯罪者にならないとも限らない。常にそれを考えながら生きることも辛いが、ときにそれに向き合う必要もあると思うのだ。もし思い出せる罪があるなら、自問から始めたい。 その罪と向き合う必要はあるか?嫌な記憶は積極的に思い出さない人が大半。でもそれは、その後の相手や自分に、多かれ少なかれ影響を及ぼしたもの。誰もが罪を犯している。 それなのに、いま自分は、犯した罪について1日の長い時間をかけて