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社会に適合するために

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常識のない自分を鍛錬するための気づき、ノウハウ、自助努力をまとめます。
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2019年5月の記事一覧

それとない処世術と#metoo

僕はジャンプ等の少年(少女)誌を読まずに育ってきた。マンガが嫌い、というわけではなくて、なんとなく感覚的に、いかにも「男の子」的な人物像が苦手だった。 少年(少女)誌の購読数は、今は少なくなってるのかもしれないけど、少し前の学生なら、男子の話題として、毎週、かならず話されていた。マンガを読むことで市民権を得られるような具合だった。 マンガを読まない僕はどうしたか。というと、仕方がないので、それとない処世術を身につけた。見聞きした情報をもとに、それとない相槌ちをして、それと

「そもそも」アレルギー

「そもそも」という言葉をよく聞く。 以前に比べて、よく聞くようになった、ような気がする。首相がやたらめったら言ってたのも、記憶に新しい。 これも情報環境が変わって、誰もがスマホを持ってから、言う人が増えたように感じる。いや、そんなデータはどこにもないんだけど。この「そもそも」が、僕はどうも苦手だ。 「そもそも」の苦手意識を反証するなんて便利な言葉。我が国の首相のように「基本的なこと」という意味で、誤用してる人も多いような気がする。 しかし「そもそも」と言われて、腑に落

仄暗いハッカースペースとお花畑をPhotoshopでつないだ思い出の仕事

むかし、まだ学生だった一時期、あるチャットサービスのバイトをしていた。チャットレディが送ってくる待受画像の加工や、記事のデザイン・執筆していた。なぜそんなことしてたかというと ・時給が良かった ・広告系の仕事はしたくなかった ・時間の都合がついた から。扱っていたお題や素材はいろんな意味で難しいものだった。バイトのうちに経験できてよかったのかもしれない。 印象深いタスクがあった。 お花畑みたいにかわいくしてくださいたとえば、デザイナーの人は、写真加工でこんなタスクをお

できないことほど、捉えにくい

最近このツィートをみてハッとした。 否定より肯定。できないことより、できることのほうが捉えやすいんだって。むかし、社会心理学かなにかの書籍で読んだ。捉えにくいうえ、できない状態は想像したくない。「できる」と思っていたい。 心の声ならいいとして、相手がいる相談や検討でも同じでいいのかな。時と場合によって、よくないような気がする。自分なりに反証してみたい。 「できる」と話せて「できない」と話せない無意識「できる」と言うのは簡単。余裕余裕。我々は分かってるから。やるときやるか

置いてけぼりに振り回されて

置いてけぼりにされたこと、ありますか? 自分でも何が言いたいのか分からないけど、置いてけぼりって、かなり虚しい。キレイに対処なんて書けない。置いてけぼりにされたほうは動揺する。 指の向くままに、自動記述法なノリで書きだそう。自動詩を。乱文を。自由な感じで御免なさい。 1. 置いてけぼり置いてけぼり。過去に誰かを放置したり、何度となく放置されたこともある。他人の勝手を推測できない。プライベートでもビジネスでも、人と人が生きていて、突然どちらかが置いてけぼりにされたって、お

駆け出したあの頃の、無鉄砲で小さな努力をバカにしない

いま、ウェブやデジタルクリエイティブ領域で、大きな仕事を経験させてもらっている。どれもビジネスの目的が確かで、責任があり、ひとつの意思決定にも、多くのステークホルダーの多角的な視点と判断が求められる。具体的な成果も求められる。 そのはるか前に、小さな仕事もたくさんあった。チームもなくって依頼者もゆるふわ、予算なんて100分の1にも満たない。目的もあるのかないのか不確かで、新しいテクノロジーに、なんとなーく夢を持たれて任される。具体化せざるを得ない。 なんだか昔をバカにして

連休中いろいろ消化できなかった

連休の終わりがなかった。 正確には、終わりらしい終わりがないまま、長期連休を終えてしまった。そして、いろいろと消化しわすれたようだ。「不慣れな10連休への悔根」を成仏させたい。ナンマイダー、ナンマイダー。 * * * 『考えごと』を消化しわすれた長期休暇でも無意識の緊張ってあるもので、連休半ばにかけて考えごと、連休終盤からノド風邪みたいな症状と戦っている。もうだいぶ良くはなってきたけど。 わりと大きな考えごとと時間があれば休まらない。「休むスキルがなかったわけじゃない