見出し画像

本当の友達って

 「大学の友達は一生支えになるよ」とかいう言葉どれだけ聞いてきたんだろうか。そういう人多いだろうが、私は違った。
 
母から聞く幼い頃の私は、話すのが苦手でただ笑っている子だったという。話してるとこ見たことないと友達の親に言われるくらいだから。そして、一緒にいる子はクラスで中心的な子達だったと。自分とは性格の反対の子達。自分でもどうしてか分からない。思い返すと、その子たちにあれは下に見られてたのでは?と思うこともある。
 だから、卒業すればそれきりの関係だ。
 小学生も中学生も高校も大学も。
 連絡もとっていない。
 なぜかInstagramは繋がってる子はいるが。

 その中途半端に自分を知ってる子達と町で会うのが嫌ですぐにここから出たかった。母と過ごす時間が好きでもそれ以上に嫌だった。久々会って、立ち止まって話して詮索されるのではないかと勝手な想像をしてしまって。
 比べられるのではないか、と。自分に自信がないからこういう思考になってしまうのだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?