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お一人様カフェのすゝめ


 休日は毎週必ずといっていいほどカフェに行く。行きつけが2軒ほどあって大体ローテーションで行っている。私にとって一人カフェは趣味というよりもはや習慣といった方がいいかもしれない。なんせ特に予定もなく家で一人で過ごしていると、無性に何か足りない気がしてついカフェに向かってしまうほどなのだ。だけど友人たちと話しているとどうも一人でカフェに行く人って珍しいみたいだ。だから今日はお一人様カフェの良さをちょっと語ってみたい。


 私がカフェに行く時間帯は大体16:00過ぎくらい。なぜなら昼はお客さんが多くてなかなか席に座れないからだ。ドアを開けると柔らかい照明が照らし出す見慣れた店内にほっと息をつき空いている席に腰掛ける。ケーキセットを注文。コーヒーの香りを堪能しながら、美味しいケーキをつつく。至福のひと時。

おひとり様カフェの真価は「自分時間を過ごせること」だと思っている。自宅という生活空間で何かしようと思っても何となく時間の流れに飲み込まれてなぁなぁと過ぎてしまう。なんとなくTVをぼーっと観ていたり、なんとなく布団に入ってダラダラと寝てしまったり。けどその生活の場から離れてみると「自分時間」というものがくっきり浮かび上がってくる。やるべき事が明確になり、自分が何かに没頭する時間を強制的に作り出してくれる特殊空間、それがカフェだ。

カフェの店内を見渡すと誰もが思い思いの時間を過ごしている。PCで仕事をしている人、新聞を広げる人、黙々と何かを書いていたりする人いろんな人がいる。誰もが自分時間に没頭している光景をみると、ちょっと仲間意識みたいなものが勝手に出てくるのか、自分時間に没頭することに前向きな気持ちが湧いてくる。みんな違うようなことをしているけれど、同じなんだよな。


 おひとり様カフェのやり方はまずお気に入りのカフェを見つけること。新規開拓も楽しいが今風に言うと「カフェ活」をするなら自分の行きつけのお店があるといい。
モーニングと15:00頃の時間帯はかなり混雑するから一人カフェを満喫するならその時間は避けた方がゆったり過ごせると思う。
それから荷物は少なめに。欲張ってあれもしようこれもしようと思うと落ち着かないから読みたい本か雑誌を一つカバンに忍ばせてみよう。


 さぁ、カフェに行こうよ。





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