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第1回 MDM白熱教室 

「MDM白熱教室」がスタート

一般社団法人日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)の会員が集うコミュニティ「MDM白熱教室」が発足しました。第1回目を2023年3月17日に開催。Master Data Management (MDM)に関して豊富な経験をもつ國本修司さん(アビームコンサルティング)が教授となって、現場の課題や悩みを実務者と熱く語り合います。エキサイティングですよ。参加メンバーは追々にご紹介します。会合は月に1回程度、対面で行う予定です。メンバーが遠慮なく語れるよう、事業や業務にかかわる記録は残しません。かわりに、毎回の気づきや学びを、ここに残してゆくことにします。参加メンバーのメモです。

第1回目に、國本さんから示された目的は以下の3つです。
①会社のビジネスで扱う”製品マスタ”をいくつかの観点から考えてみる!
②様々な会社の製品マスタ定義を収集・整理することで、その背後に潜む”思想”を見つけ出す!
③正しい思想を見つけることではなく、多様な思想が存在していることを確認することが目的!

参加メンバー(Yさん)のメモ

  1. 業務プロセスの変遷の中で変化していく製品の認識単位(キー)の関係について、多対多になってしまうケースをいかに解消(要素分解)するか
    例えば 生産品番と客先品番の関係は以下のように分解できる

    • 1つの生産品番を、異なる客先/仕向に対し 複数の客先品番を設ける(1:N)

    • 複数の生産品番を、性能面で同範囲内であれば、1つの客先品番に紐づける(N:1)

  2. 開発テーマと製品の関係は 1:Nであるべき
    ただテーマの粒度次第であり、複数のテーマが1製品に相乗りするケースもある。
    テーマの粒度は大きい方がよい。実質は同じテーマが、年度ごとに違うテーマ番号を振られてしまうのは悪いプラクティス。

  3. 開発テーマに対し、市場での評価を行いたいが、難しい要因が存在する。例えば性能改善の設計変更を行っていても、同じ客先品番で市場に出していたら、どのバージョン設計の生産品に対するものかが特定できない
    ①業務プロセスの変遷により変化する管理単位(製品コード)をきっちりマッピングする方式
    ②製品の属性をTag付けしておき、Tagでサマリし 製品コードを少なくとも範囲では特定できるようにする方法 と2通りある。

  4. 意味ありコードに着目して紐解きを行いたい




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