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坐辺師友

吉川です。
今日は、「一緒にいる人の大切さ」について書きたいと思います。

私は26歳でIT業界で営業をしているときに働き方を考え、いまの起業スタートのキッカケとなったのですが、それは私にとっては全く新しい分野へのチャレンジでした。

「どうして新しいことに飛び込めたのですか?」
「怖くはなかったですか?」

ということを、よく聞かれるのですが、正直ドキドキしてましたね、ホントに。(笑)

何故かというと、自分にできそうなことしかやってこなかったから。

私は、得意なことを仕事にしようと思ってやってきたタイプだったので、営業時代も
・自分にできること、できそうなこと
・失敗しなそうなこと
・カッコよさそうなこと
を選んでやっていたように思います。

なので、自分ができなそうな、
・新しいこと
・やった経験がないこと
・失敗しそうなこと(笑)

は、極力避けてきました。
会社員やらせていただいてた時の先輩もそういった方が多かったですね。

ですが、何が私の考えを変えたかというと、
「自分と同じぐらいの年代の同期が突然起業したこと」
です。

しかもその同期はいつもランチして、
「いい彼氏できないかな〜、面白いことないかな〜」
なんて言ってた同期、同じ仲間なんです。

仲間だから同じ世界にいてもらわないといけないのに、
その仲間が突然変わっちゃう。違う世界に行っちゃう。
これは、とても焦りました。

魯山人の言葉で、坐辺師友という言葉があります。

坐辺師友(ざへんしゆう)
優れた人・物に囲まれて生活していると
その心をおのずと学びとることができる。
自分の周りのすべてが師であり、友である。

優れた人や、身の回りのものに囲まれていると自分もいい影響を受けて変化するという言葉です。
また、場所や物でも、一流の場所や優れた美術品に出会うと、自分の感性も磨かれますよね。

私にとっては彼女が、私にとっての「坐辺師友(ざへんしゆう)」です。

一緒にいることで、自分の変化願望に気づきましたし、働き方を考えるきっかけになりました。

次回は、その働き方について書いていきます。

いつも見ていただいてありがとうございます。

吉川佳織



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