ワクチンが足らない

孫の世話で大変と、にこやかに語っていた知人が声を荒げた。
「61歳の自分は7月5日からワクチン接種券が郵送されるはずだったのに延期になった。なんでや。大企業が社員向けに大量のワクチンを確保したんと違うんか。許せん」

全国でコロナワクチン接種がスローダウンしている。五輪目指して急ピッチの接種を誇っていた菅首相も真っ青だろう。

訳の分からないことが多すぎる。ワクチンは十分にあるから早く打てと自治体の尻をたたき、企業には社員向けの接種会場を用意させ、自衛隊直営の接種会場もつくったのに、なぜワクチンが足らないのだ。言い訳はいろいろ言われているが、見通しを完全に誤ったのは事実。国民の命に直結する問題なのだから、責任者を処分するのが常識だろう。責任者は河野大臣と菅首相。両方とも厳正な処分を求めたい。彼らの使用者は主権者である、わたしたちなのだ。(元)


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