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blinc vase(magazine) vol.2 編集後記 -手土産編-

こんにちは、blinc vase(magazine)編集後記係の田代です。

早いもので、青々と生い茂っていた木の葉も黄色や赤色に染まり、朝晩は冷え込む日々になってきましたね。

-第二回目 和菓子「青山 紅谷」、日本茶「カネ十農園」-

blinc vase(magazine)も第一回目から早くも1ヶ月経ち、第二回目です。
前回は読書の秋ということで「本」を特集しましたが、今回はブリンクベースからすぐに行けてお持ち帰りできる”和菓子と茶”、ということですが、探せばたくさんあるもので、どのお店を取り上げさせていただこうか、blinc vase(magazine)編集部でもかなりたくさんの案が出ました。

今回はブリンクベースからも、ほぼ向かいのビルにひっそりとある老舗の紅谷さんとスタッフも愛用しているお茶屋さんカネ十農園さんにご協力いただきました。

編集後記では紅谷さんの歴史とblinc vase(magazine)では取り上げなかった、御用達方に人気のアレについて。

-青山 紅谷の歴史-

青山周辺の和菓子をリサーチしていた際に、見事に真っ先にヒットした紅谷さんですが、その歴史は長く、なんと大正12年から続く老舗でして、来年2023年で100周年を迎えられる由緒正しき和菓子屋さんですね。

名物は豆大福やミニどら、最中など、全ていただいたことがありますが、どれも何も申すことの無い完璧な和菓子です。その中でも先日取材でお伺いした際に、「コレ目当てにいらっしゃる方も多いです」と紹介していただいたものがこちら。


紅谷の赤飯

-青山 紅谷の赤飯-

赤飯だけを目掛けてくる方も多いとのこと。

「個人的に食べたい、、」と思いましたが、今回はあくまで和菓子の特集ということもあり断念。

そこから3日経ち、1週間経ち、田代の赤飯への想いは小さくなることもなく、むしろ巨大化していきまして、スタッフには内緒で一人で買いに行ってしまいました笑

12時過ぎにお伺いした時には、すでに最後の一つでして、確かに人気なことが身をもって再確認できました。

紅谷さんのHPを見てみると「餅米のこがね・岡山県産だるまささげを毎朝蒸し上げており、ごま塩は茨城県産の黒ごまを使用」しているとのことでして、毎朝蒸しあげているという点も驚きででした。

実際にいただいてみたのですが、「赤飯の奥深さを感じさせられた」の一言です。

-シンプルは簡単なことではない-


使っている材料や工程などはシンプルだと思うのですが、やはり他の赤飯とは味やささげと餅米の食感、あとは何より香りに差があると感じました。

比べるのも大変恐縮なことですが、コンビニやスーパーでもお惣菜として気軽に食べることのできる赤飯ですが、ここまで差がつくか、、という程の美味しさでした。(当たり前ですよね、申し訳ございません、、)

何事もそうかもしれませんが、シンプルに見えるもの程、それを表現するのは難しいものなのかもしれません。赤飯の場合は少なくとも「味わう」ことをしないとわからないですよね。

現代は簡単になんでも調べられるので、字面や論理では理解したつもりでも、五感を使う体験を通した経験には変えられないですし、何より記憶に残ると思います。

やはり、より良いものに出会いたいのであれば、足を延ばすことが大事ですね。改めて勉強になりました。

ちなみに私は取材時にカネ十農園さんでもいつものお茶葉を購入しまして、赤飯の食後にこれまた美味しいな、と感じつついただきました。いつも間違いないのでこちらも是非。

カネ十農園の季節の栗焙じ茶と定番の煎茶とアールグレイ
紅谷の豆大福
紅谷の亥の子餅

場所や営業時間の店舗詳細は下記に記載しております。
インスタグラムなどでも営業についての投稿をされていますので、是非チェックしてみてください。

-店舗情報-

青山 紅谷
住所:東京都港区南青山3-12-12 紅谷ビル9F
電話番号:03-3401-3246
営業時間:水・木・金・土 11時~15時
インスタグラム:@beniya_aoyama

カネ十農園 表参道
住所:東京都渋谷区神宮前4-1-22
電話番号:03-6812-9637
営業時間:11時〜18時
インスタグラム:@kaneju_farm_omotesando

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