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「自治体・公共Week 2023」出展レポート

みなさん、こんにちは。
ジャパンケーブルキャスト株式会社(JCC)マーケティング部です。
 
今回は、2023年6月28日(水)~30日(金)に東京ビッグサイトで開催された「自治体・公共Week 2023」について、レポートしたいと思います。
 
ぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです。


「自治体・公共Week」とは

「自治体・公共Week」は、RX Japan株式会社が主催する、自治体・公共向けのイベントです。「自治体DX展」「地方創生EXPO」「地域防災EXPO」「スマートシティ推進EXPO」「自治体向けサービスEXPO」「インフラメンテナンス展」の6つの展示会で構成され、製品・サービスの比較検討や最新トレンドの情報収集のため、毎年全国から多くの自治体や官庁、公共機関が来場されます。(今年は3日間で、昨年度から約4,000人増の約19,000人の方が来場されたそうです!)
JCCは自治体向けにもサービスを展開しており、より多くの自治体関係者の皆様にJCCのサービスを知っていただきたいと考え、今年初めて本イベントに出展しました。

JCCブース展示内容

JCCは6つの展示会のうち、「地域防災EXPO」エリアに出展しました。
JCCブースでは、『地域・防災DXサービス』を中心に、以下のパネル・デモ展示を行いました。

<地域・防災DXサービス>
・HTB×JCC 自治体向け情報配信サービス
・自治体緊急情報プッシュ通知サービス
・JC-Smart
・IP告知端末、音声告知端末

<JC-data>
・自治体データ放送活用事例(北海道枝幸町様)
・テレビde防災
・テレビを活用したスマートシティ構想支援(『ICTライフサポートチャンネル』導入事例:伊那ケーブルテレビジョン様)
・Hybridcast VOD/テレビdeチラシ

<その他>
・サービス/事例紹介動画展示

JCCブースの様子

今回、角小間での出展ができたため、どの角度からも展示が見やすいように、L字型のブースレイアウトとしました。すっきりとしていて見やすいと、来場者や関係者から好評でした!

『地域・防災DXサービス』展示詳細

『地域・防災DXサービス』は、自治体の緊急時の防災情報をはじめ、天気や生活情報、地域のイベント情報等、住民が日常使いできるコンテンツを多数搭載している、クラウド型の自治体向け地域・防災情報配信システムになります。今回展示を行った、テレビやスマートフォン(JC-Smart)、IP告知端末、音声告知端末の中から、自治体の予算や利用状況に応じて配信端末を選択できます。
今回、新たなサービスとして、以下2つの展示を行いました。

・『HTB×JCC 自治体向け情報配信サービス』
本サービスは、北海道テレビ放送(HTB)とJCCが共同で開発を行う、次世代データ放送サービス Hybridcastを活用し、自治体情報をテレビで配信するサービスです。2023年4月から北海道むかわ町で本運用を開始しており、むかわ町の住民は、ご自宅のテレビでHTB(6チャンネル)のデータ放送画面から、自治体からのお知らせを見ることができます。
また、Hybridcast対応テレビでは、町内のハザードマップや定点カメラなどの豊富な防災情報に加えて、地区ごとのごみ出しカレンダーやピンポイント天気、バスの時刻表など、より詳細で地域に密着した情報を確認することができます。本取り組みの詳細はこちら

ブースでは、Hybridcast未対応のSTB(セットトップボックス)と対応のSTBを使用し、テレビのデータ放送画面がどのように表示されるかについてデモ展示を行いました。

左側がHybridcast未対応STB、右側がHybridcast対応STBを接続した
テレビのデータ放送画面です

・『自治体緊急情報プッシュ通知サービス』
本サービスは、専用アプリを搭載したタブレットをテレビと接続することで、国や自治体からの緊急情報を音声と文字で配信するサービスです。現在、サービス提供開始に向けて開発を進めております。今回はタブレットの画面イメージを展示しました。

『JC-data』展示詳細

JCCが提供するコミュニティチャンネル向けデータ放送サービス『JC-data』は、全国のケーブルテレビ事業者様の他、自治体にもご利用いただいております。ブースでは、自治体の活用事例として、北海道枝幸町様のデータ放送画面をデモ展示させていただきました。枝幸町では、防災情報の他、河川情報やまちの情報、医療機関からのお知らせ、エンタメコンテンツなど、日常的に使える生活情報を配信しています。

また、ブースでは『JC-data』のオプションサービスとして提供している、『テレビde防災』についてもご紹介しました。本サービスは、防災行政無線の音声をテレビのデータ放送から配信できるサービスで、防災行政無線の補助的な機能として採用いただいております。

日本ケーブルテレビ連盟ブースについて

本イベントの「自治体DX展」エリアでは、ケーブルテレビ業界を取りまとめる日本ケーブルテレビ連盟が、地域課題解決に向け、「地域の防災・減災 街の安全・安心」「教育・子育て」「高齢者対応」「オンライン診療」「地域IoTサービス」「マイナンバー対応」「産業振興」「地域振興」の8つのテーマで展示を行いました。
JCCはその中の「地域の防災・減災 街の安全・安心」テーマで、『地域・防災DXサービス』のパネル展示を行いました。

連盟ブース用に当社デザインチームがパネルデザインを作成しました!

また、「高齢者対応」テーマでは、長野県の伊那ケーブルテレビジョン様が提供している、『ICTライフサポートチャンネル』導入事例のパネル・デモ展示を行いました。

『ICTライフサポートチャンネル』は、テレビを利用して買い物やタクシー予約、高齢者の見守りができるサービスです。2023年7月現在、買い物機能を提供する『ゆうあいマーケット』は、ドローンでの配送が可能な地域である、長野県長谷・富県・高遠町地区全域、タクシー予約機能を提供する『ぐるっとタクシー』は市街地を除く伊那市全域を対象エリアとし、サービスを提供しています。
『ICTライフサポートチャンネル』導入事例(伊那ケーブルテレビジョン様)はこちら

なお、今回ご紹介したサービスは、2023年7月20日(木)~21日(金)に東京国際フォーラムで開催された、ケーブルテレビ業界最大のイベント「ケーブル技術ショー2023」でも展示しました。2023年8月31日(木)までメタバース展示会でも出展中ですので、ご興味のある方は是非JCCブースへお立ち寄りください!「ケーブル技術ショー2023」イベント詳細はこちら

その他、『JC-Smart』『Hybridcast VOD/テレビdeチラシ』については、「ケーブルフェスタ2022出展レポート」でご紹介しておりますので、よろしければご覧ください。

当日の様子について

今回、初めての出展となりましたが、全国自治体の防災担当者様を中心にブースにお立ち寄りいただきました。当社は北海道を拠点として自治体サービスを展開していることもあり、北海道の自治体様もお越しいただきました。
また、当社のお客様である、多くのケーブルテレビ事業者様も来場され、地域DXや自治体ビジネスに対するケーブルテレビ業界の興味や関心の高さが感じられました。
その他、自治体関連サービスやケーブルテレビ関連サービスを提供するベンダー等、多くの方にブースにお立ち寄りいただき、サービスについての意見交換ができました。

JCCのブースにご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました!

おわりに

今回はJCCが出展したイベントの様子についてお伝えしました。
JCCやJCCのサービスについて、少しでも興味をもっていただけたら嬉しいです。

今回ご来場いただけなかった方や、ご紹介したJCCのサービスにご興味がある方は、以下からお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ皆様からのフォロー&スキをお待ちしております!