見出し画像

刑事政策文献情報 2021年9月


▼矯正医学69-1

・動作観察に基づく腰痛評価スコアの有用性の検討……小川幸司ほか

・「行刑衛生會雑誌」及び「矯正医学」目録(補遺)……鳥海達也,岩田要

▼家裁調査官研究紀要30

・非行に関連した要因の特徴に着目した少年調査実務上の留意事項―家庭裁判所に再係属した少年の事例の検討を通じて見えてきたもの……永田一及ほか

・粗暴事案に対する教育的措置ツールの開発―アンガーマネジメントによる認知・行動変容を目指して……齊藤安彦ほか

▼ケース研究341

・新型コロナ禍における個別型の教育的措置の工夫……東京家庭裁判所少年調査官室

▼家庭の法と裁判32

・〈特集:インターネットと少年の性非行〉インターネット上の少年の性非行の現状と対策……四方光/子どもたちが「道具」としてインターネットを活用できる力を育むために―保護者や子どもたちとともに考えるネットセーフティ……佐川英美/ネット利用型性非行の法律的問題点と調査・審判における工夫・留意点……岸野康隆,庄山浩司

・法制審議会少年法・刑事法(少年年齢・犯罪者処遇関係)部会の審議状況と少年法改正法案について

・〈外国少年司法事情〉25:北欧(24) スウェーデン及びデンマーク重警備刑務所の実情……廣瀬健二

・〈更生保護の現場から〉第18回:保護観察官に求められること……小森典子

・〈子どもの話を聴くための手法と実践例―司法面接の技法をいかして〉第7回:被疑少年からの聴取……仲真紀子

・家庭裁判所事件の概況(2・完)―少年事件……最高裁判所事務総局家庭局

▼更生保護72-6

・〈特集:京都コングレス〉第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)の概要と成果について……池田美穂/HOGOSHI時代の幕開け……箕浦聡/犯罪者の立ち直りを支える地域ボランティアの重要性―犯罪防止・刑事司法に関する国連基準・規則に照らして……バレリー・ルボー/京都コングレスにおける「再犯防止ワークショップ」……髙井文香/京都コングレスに参加して……安藤良子/京都コングレスでエクスカーションを実施……大橋憲宏/京都コングレスのおもてなしイベントに参加して……田中公夫/心育む文化力を世界へ……西村葉子/BBS会員として第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)に参加して―公開シンポジウムとユースフォーラム……田栗江里奈,鬼﨑遙

▼法曹時報73-4

・〈最高裁判所判例解説)死刑確定者が親族以外の者との間で発受する信書につき刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律139条1項2号所定の用務の処理のために必要とはいえない記述部分がある場合に、同部分の発受を許さないこととしてこれを削除し又は抹消することの可否……髙瀬保守

▼判例時報2478

・〈特集:少年法等の一部を改正する法律案の検討〉少年法等の一部を改正する法律案提出の経緯及びその内容……山口直也/特定少年の特例を新設することの意味……山口直也/特定少年に対する逆送制度……本庄武/ぐ犯規定の不適用と保護処分……武内謙治/特定少年に対する「少年の刑事事件」規定の適用除外および推知報道の問題点……渕野貴生/少年法改正がもたらす少年法実務への影響……山下幸夫/参考:少年法等の一部を改正する法律案新旧対照条文

▼季刊刑事弁護107

・死刑囚を支える弁護士への支援―金子武嗣&上原邦彦死刑確定者人権基金……中紀人

・〈法律家のための犯罪学入門〉第45回:少年非行の減少を犯罪学理論はどのように説明するのか……浜井浩一

▼法律のひろば74-7

・〈特集:男女共同参画社会の実現~すべての人が輝く社会へ〉女性に対するあらゆる暴力の根絶―性犯罪・性暴力対策について……小西聖子

▼法学セミナー66-7

・〈法学者の本棚〉ゆるしと制裁―サマセット・モーム著,厨川圭子訳『月と六ペンス』……髙田久実

・〈書評〉金澤真理・安田恵美・髙橋康史編『再犯防止から社会参加へ-ヴァルネラビリティから促える高齢者犯罪』―高齢出所者にとって真に必要なことは何か……城下裕二

▼臨床心理学21-4

・〈特集:トラウマ/サバイバル〉刑務所内TCとサバイバル―受刑者の関係性は塀を越えられるか?……坂上香

▼こころの科学218

・万引きなどの犯罪をしてしまう高齢者の背景と支援……小山田静枝,川西智也

▼月刊生徒指導51-8

・少年院における処遇等について……若林鉄也

▼関西大学法学論集71-1

・明治初期の死刑宣告の動向―京都府史登載の全死刑宣告事件を素材に(一)……永田憲史

▼法學志林(法政大学)118-4

・明治前期における早期釈放制度と旧刑法制定過程における仮釈放制度について(一)……田内清香

▼獨協法学114

・犯罪被害者支援条例と経済的支援……齋藤実

▼法学会雑誌(東京都立大学)62-1

・刑事施設におけるプラグマティズム―再犯防止のための矯正処遇と受刑者支援……青柳尚志

・再犯可能性の量刑判断上の評価に関する序論的考察……柴田守

▼中京法学55合併号

・厳罰化政策は正当化されるのか?―立法の厳罰化の意義、犯罪抑止効果とその限界……京俊介

▼法律論叢(明治大学)94-1

・少年法制における刑事裁判の位置づけ……孫陶陶

▼同志社法學420

・犯罪被害者支援のいま……大谷實

▼早稲田法學96-2

・〈翻訳〉クラウス・ロクシン=ルイス・グレコ 「刑罰および処分の目的と正当化」―『刑法総論 第I巻(第5版)』より(1)……松澤伸監訳,十河隼人訳

▼法政研究(九州大学)88-1

・フランス少年刑事司法法典―2019年9月11日のオルドナンス第2019-950号(四)……フランス刑事立法研究会訳

▼帝京法学34-2

・受刑者による金銭の利用―ドイツにおける矯正(3)……堀田晶子

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?