ネオクラに乗るということ

昨今1990年前後の車に乗る、もしくは乗りたいと考える若者が増えてきたように思う。
車関連のメディアはもちろん、ファッション系やライフスタイル系でも数多く取り上げられているし、そういうのをみると確かにオシャレで良いなと思ってくる。

そんな私は現在28歳。18歳から所謂"ネオクラ"な車に乗り続けている。

あれ?オシャレ?全然泥臭い生活してない?
まあ、このギャップは自分の非もあると思う。

乗っている車はすぐへそを曲げるし、苦労はかなりあった。これからも思い通りにいかないことはたくさんある。

じゃあ古い車に乗るのはやめておいた方がいい?って聞かれたら?
自分はこう答える。
乗りたいなら乗ればいいと思う。
若いうちに乗ってみるのはありだと思う。

人生経験になるかもしれないし、リスクもそこまでないんじゃないかな。
最悪無理なら手放せばいいし。

キラキラしてる面ばっかり表に出てくるけど、じゃあ実際どうなの?っていうのを、10年乗ってみて一度まとめてみようと思う。

私がどんな人間なのかまず軽く前提としてお伝えすると、古着を中心に服が好き、アートが好き、古いものが好き、そして機械が好き。そんな感じ。比較的都会な地域に住んでいる。

まず自分は乗って良かった、それは間違いない。
乗ってなかった場合と比べて間違いなく友達は増えた。
お気に入りの車を所有して出掛けるのはすごく気分がいい。
各メディアで紹介されるほどのオシャレでキラキラした生活はしていないけど、程よくこだわりを持った生活はしてるかも。
車のおかげで女の子にモテたりはしないけど、マイナスにもなってないと思う。
普段相棒として、たまにカッコつけさせてもらったり、そもそもの用途である移動手段としてすごく大きな存在になっている。

ただ、日常のメンテナンスだったり、車を労りつつ機嫌を取るように運転したり、壊れてしまって乗れない時間が長くなったり、結局のところお金がたくさんかかってしまったりっていうのはもちろんある。
幸いそこも楽しめてはいるが、そればっかりは実際に所有してみないとわからない。人それぞれ向き不向きはあるから。

出先で壊れてしまって応急処置で修理したり、気付いたら手がオイルまみれで真っ黒になってたり、私はそんな感じで泥臭くやってますが、お店にお願いするって手段もあるから大丈夫。

今から乗ってみたいって人は、是非乗ってみて欲しい。頑張らなきゃいけないところはもちろんあるけど、その分(かそれ以上?)の幸せはあると思う。
無理そうなら手放すのもあり。最初からあんまり気負わなくていいです。
よっぽど壊さない限りはそれなりの金額で次のオーナーが見つかると思う。

今既に乗ってる人は、一緒に楽しみましょう。一緒に頑張りましょう!

イケてるネオクラカーライフを幸せに過ごすためには、ちょっとしたコツはあると感じる。
そのちょっとしたコツを書いていたら結構長くなりそうだから、それはまた別にまとめようかな。

拙い文章をここまで読んで頂きありがとうございます。
ちなみに私はゴルフ2に乗っています。

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