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vol.603 いやはや尊敬します。サイゼリヤおじさん。(稲田)2024/7/30

ライターのヨッピーさんがサイゼリヤの創業者であり会長の正垣泰彦氏に取材したインタビュー『サイゼリヤの法則 正垣会長インタビュー』がべらぼうに面白かったので紹介します。

正垣さんの尋常ではない感じはいろいろな記事で何となく知っていたのです。ちょっと過去の記事から引用しますね。

私は「サイゼリヤなんてなくなってもいい」と思っています。倒産して、サイゼリヤという名前がこの世から消えても、私はかまいません。
形あるものは必ずなくなる。歴史から見ても明らかです。
もし将来サイゼリヤがなくなるとしたら、サイゼリヤよりも安くておいしい料理を出す企業が出てきたからでしょう。
それは「この豊かな食事を、日本の多くの人たちに楽しんでもらいたい」という私たちが叶えられなかった夢を、ロマンを、別の企業が叶えてくれたということ。
お客様の目線で考えてみてください。おいしく豊かな外食の体験を享受できるなら、どこの企業のおかげでもいいはずです。
安くておいしい料理が食べられることは、このうえない幸せですから、世の中は確実に良くなっています。それは、この社会全体という視点で見れば、間違いなく「良いこと」です。

「サイゼが潰れたら喜ばしい」創業者が語る真意

言わんとしていることは分かるけれども、「倒産してもいい」なんて創業者が言うかね…と驚きました。

『サイゼリヤの法則』正垣会長インタビュー

そんな正垣会長ですが、今回のヨッピーさんによるインタビューを読んで「いやはや、こりゃあ本物だ」と思いました。このサイゼリヤおじさんはたぶん本気で言っているんだろうと感じさせるのが凄まじいんですよね。興味がある方はぜひ。

もちろん、「お客様は喜んでくれるだろう」と思ってますよ。そしてお客様に喜んでもらえればお客様は増えるんですよ。お客様が増えればやれる事は増えるし、採算もどうにか合わせられる。

本部ができていないということは経営陣が悪いんですし、経営陣が悪いということは結局私が悪いんですよ(笑)。だから怒りません。


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