あちこちオードリーが好きな理由
あちこちオードリーというテレビ番組がある。好きな番組の1つだ。
初回から観ていた訳じゃないし、DVD買うぞ!と思ったけれど買えてないが、オンラインライブは今のところ全部買って観てる、くらいな人です。
ただ、俺はラジオやトーク番組で、毎回色々なゲストが来るタイプの番組は基本的には苦手である。
何が苦手なのかと考えたが、まず大抵のゲストに興味が無い。そして、そのゲストの一番外側の表面の1枚目の何か、みたいなものにも興味があまりない。
例えば、好きなアーティストがいて、そのアーティストがどこかのテレビ番組に出ることになったら観る事は多い。ただ、それでも良い時と微妙な時がある。
良い時は、そのMCとの関係性やキャラ、能力、または番組の雰囲気や撮影時間などによって、好きなアーティストの内側の何かを引き出してくれる時や、素に近い何かを見れる時である。
微妙な時は、初めましての挨拶と聞き飽きた有名なエピソードトークと新曲についての定型文を聞かされる時だ。
ゲストに興味があり、かつ内側の何かが見れるのが好きなのだ。そのどちらかが欠けていると微妙なのだ。
そのため、好きなアーティストの面白い話をこの番組は、このMCは、いつも引き出してくれるな〜!ということがあっても、その番組を毎週録画して観てみると何とも微妙なのだ。ゲストに興味が無いと結局微妙なのだ。
では、あちこちオードリーはどうなのかと言うと、MCのオードリー若林さんが好きで、その若林さんの内側の何かが見られるから、楽しくて面白くて好きなんだと思った。
ゲストを呼ぶ形式のよくあるトーク番組と違うのは、ゲストに話を聞きつつ、若林さんの内側の何かが垣間見える機会が多いことだ。そういう機会が増えるであろうゲストの時が多く、若林さんが好きな俺が好きだと思えるゲストの話も多い。
新曲や新番組の宣伝のゲストばかりの番組では達成しにくいことな気がする。
自分はガールズバーやコンセプトカフェと呼ばれる店によく行く。そういう話をすると「そんなとこ行って何が楽しいんだ?接待されて上っ面の話をしてさ」みたいなことを言われることがたまにある。
たまにしかそういう店に行かない人はきっとそうなのだろう。一番外側の表面の1枚目みたいな会話をさせられるだけというイメージなのだろう。
常連にもなると、そういう表面の話をする店員と、そうでない店員が少しずつ分かってくるし、内側の話を出来る店員と何度も会って話しているうちにそういう話が出来るようになってくる。自分はそれが楽しい。そういう話を家族や友人に出来ない性格なのもあるかもしれない。店員だからこそそんな話ができて楽しいのかもしれない。
というわけで、そんな好きな番組の、好きな理由でした。おしまい
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