俺の根暗は生まれつきじゃないって話と詩が分からんって話

急にギャグマンガ日和のopを聞きたくなった日があった。何気なく聞いていたらこんな歌詞が聞こえてきた。

私の根暗は~ 生まれつきだけど~♪
あなたのソレは~ 二十歳過ぎてから~~♪♪

何度も聞いていたはずのこの曲の、この歌詞が急に自分に刺さった。あー、俺の根暗は高校生からかもしれない、と。他人から見たら絶対そうだろう、と。

最近読んだ漫画

一旦少しだけ話がそれるが、この前『ひゃくえむ』という漫画を読んだ。

きっかけは下記の動画。

蓮見さんと同年代で活躍している色々な人についてが話題になっており、その中で魚豊(うおと)さんの話になって、気になって読んだ。『チ。-地球の運動について-』はだいぶ前から書店の漫画コーナーで平積みになっているのを見かけることが多くて気になってはいたが、そんな若い人が書いているとは知らなかった。とりあえず、1作品目のひゃくえむを読んだ。

小学校の頃は足が速ければそれだけで何もかも解決しちゃうよね、みたいな話が序盤に出てくる。小学生あるある、足の速い人がモテる、みたいな話だ。

自分が小学生の頃の話

それを読んで、自分の小学生の頃とかを少し思い出したりした。

自分は、運動神経はそれなりに良かったし、まじめだったし、勉強もそれなりに出来た。休み時間には率先してドッジボールをしてたし、体育の授業も好きだったし、割と出来る方だった。

なので、小学校や中学校は、多少おどおどした大人しい性格とは言え酷いいじめはなかったし、それなりに友達も居た。根暗にはなりにくい環境だった気がする。足が速かったから、みたいなものだなと思う。

それが、なんか色々な影響で高校の時に根暗になった。なったというか、独りになった。友達と過ごす時間が極端に減ったというか減らしたというか。独りで生きて死ぬんだ、と思った。それから根暗っぽい思考や雰囲気が強くなった気はする。

小学生の頃から、所謂一軍の雰囲気は苦手だった。三軍くらいの雰囲気が好きだったし、そういう友達の何人かで友達の家でゲームしているとかが楽しかった。元々そういうタイプなのだろうとも思う。それを根暗と言うのかは知らないが。

私の根暗は生まれつき?

とまあ、そんな歴史があるので、急にギャグマンガ日和のopの歌詞が「あれ、俺みたいなやつの事言ってんな!w」となってびっくりしたという話。そして、俺みたいなやつに対して「こっちは生まれつき根暗なんだよこのやろう」と思っている人がいるのかもしれないな、と改めて思ったりした。まあそうか。どうでもいいけれども。

とりあえず、俺の根暗って生まれつきじゃなかったかもな~とふと思って面白かったので書いてる。

歌詞や詩が分からない

そしてここからは全然違う話になるのだが、そもそも大昔から何度も聞いてたはずの歌の歌詞が、今になって急に聞こえてきたな~ということに少しびっくりした。何て言うか、俺は歌詞を全然気にせず曲を聞いているな~と改めて思った。

そもそも、俺は詩が分かんないな、とよく思う。例えば、ちょっと前にこれを読んだ。

上に張った動画で蓮見さんがこの作家さんの話をしていて、気になって読んだ。基本的には小説と言うか短編というかエッセイというか、そんな感じの何かなのだが、冒頭部分に詩があって、それを読んで「うん、分からん」ってなった。本文は面白かった。

歌詞の話に戻ると、これもやっぱ分からないな~と思う。と言うか、大抵の曲の歌詞なんて分かんないよね誰にも、とも思う。作者以外には分からん場合が多いはずだ。何となくのストーリーとか登場人物が何となく分かるとしても、基本分からない。それが、曲に乗せていい感じになっているといいなと思うだけなんじゃないか、と思ったのだ。

小学生低学年の頃、授業で「学校の校歌を考えよう」みたいなのがあった。その時の俺は何も分からなかった。歌詞すら。記憶もおぼろげだが。おぼろげだが、おぼろげながら覚えているのは、家にあった生き物図鑑にのっている生き物の名前をひたすら文字数だけ合わせて書いたな~という記憶だ。そして、提出してなんやかんや授業があったのか、帰りの会か何かか忘れたが担任の先生がこうコメントしていた気がする

「いい歌詞もありましたし、良く分からないのもありましたけど、なんとかかんとか」

後半部分は忘れたが「良く分からないのもあった」という部分が少し心に残った記憶がある。授業中に他の人の校歌を聞きながら「あれ、俺は全然違うことやったな、、」と思った記憶も薄っすらある。でもきっと、あれから俺はずっと分かっていないのだ。歌詞というやつが。

だからこそ、炭素水素二酸化炭素♪と歌う相対性理論さんが好きだったり、水曜日のカンパネラさんが好きだったりするのだ。駅名や地名を並べたような歌詞がいくつかの歌にある。ああいう曲は、俺は凄く心地よかったりする。きっと何かが少しだけ、他の曲より少しだけ自分に近い気がするんだろう。そう思うと、水曜日のカンパネラさんに小学生の頃の俺は、今になって少しだけ救われたような気がする。

「歌詞が訳分かんない曲が好きなんですよ」とか言ったりする。するが、逆に自分にとっては分かる方の曲なのかもしれない。他の歌詞の方が分からないのだ。恋愛とか何かを歌っているそういう方がより分からないのだ。そう思うと少ししっくりくる気がした。

おわり

という感じで、蓮見さんの動画を観て色々読んで、それ関連でたまたま思ったことをいくつか書いてみた、って感じでした。チ。もね、すぐ読んだ。一気に読んだ。最高だった。もう忘れちゃったけど、、w感想書けば良かった。

あとまた関係ない話だけど、蓮見さんの動画を観てて思ったのは、自分と同年代がどうとか年齢がどうとか気にし過ぎるのはあれだけれど、目安にするのは良いかもしれない、という気がした。参考になるかもしれない。

世界で活躍しているスポーツ選手は割と早いタイミングで自分と同年代になって年下になっていく。女性アイドルもそう。お笑い芸人などは少し年齢は上がる。文化人や政治家になるともう少し上がる。漫画や小説の原作者はあまり知らない。若い人もそれなりにはいる印象。

そういうの、少しは気にするけれど同年代で誰が頑張ってるとかあまり知らなかったな。今度調べてみようかな。

お笑い芸人は、自分の少しだけ上の年代が今凄く活躍している印象だ。そういう人たちを見て「あー、まだまだこの年齢でも苦労して頑張って悩んで進んで行くんだな、、」と思わされたりする。


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