見出し画像

2024.06.15 合歓の木/山桃/海紅豆/阿亀笹/黒種草/鹿の子草/花菅/浅沙・阿佐佐



合歓の木(ネムノキ)

学名 :Albizia julibrissin Durazz.
科名 :ネムノキ科
属名 :ネムノキ属
原産地:イラン、アフガニスタン、中国南部、朝鮮半島、日本

陽樹で荒れ地に最初に侵入する先駆植物の一種。芽吹くのは遅いが、成長は他の木と比較すると迅速です。和名は、「眠る木」を意味し、夜になると葉が合わさって閉じて眠るように見えることに由来します。

朝焼けで色彩が赤みが帯びる


山桃(ヤマモモ)

学名 :Morella rubra Lour.
科名 :ヤマモモ科
属名 :ヤマモモ属
原産地:日本、朝鮮半島南部、中国、台湾、フィリピン

大気汚染に強く緑化を目的とする植樹に用いられ、庭木や公園樹、街路樹として植えられることが多い。果実は甘酸っぱく生で食べられます。


海紅豆(カイコウズ)

学名 :Erythrina crista-galli L.
科名 :マメ科
属名 :デイゴ属
原産地:ブラジル

亜米利加梯梧(アメリカデイゴ)の別名。日本には江戸時代に渡来。
鹿児島県の県木で、アルゼンチン、ウルグアイの国花。
デイゴは、別種で沖縄県の県花。


阿亀笹(オカメザサ)

学名 :Shibataea kumasaca
科名 :イネ科
属名 :オカメザサ属
原産地:日本

日本原産であるが、野生種の発見は難しい。植物学上、成長に伴って稈から鞘が脱落してしまう種であるためササではなくタケに分類されます。
タケとしては日本で最も背丈が低い。

新芽


黒種草(クロタネソウ)

学名 :Nigella L.
科名 :キンポウゲ科
属名 :キンポウゲ属
原産地:南ヨーロッパ、中東、南西アジア

花後に結実して黒い種子ができることから、学名の「ニゲラ」としても知られ、黒いという意味のラテン語Nigerが語源となっています。
花の色は白、青、黄、ピンク色、薄紫など。


鹿の子草(カノコソウ)

学名 :Valeriana fauriei Briq.
科名 :オミナエシ科
属名 :カノコソウ属
原産地:日本、朝鮮半島、中国

5~7月頃に、女郎花に似た姿で淡紅色の小花を多数咲かせることから「春女郎花」の別名があります。根と球根は吉草根、または纈草根という生薬になります。


花菅(ハナスゲ)

学名 :Anemarrhena asphodeloides Bunge
科名 :リュウゼツラン亜科
属名 :ハナスゲ属
原産地:中国東北部・河北

5~6月頃に白黄色から淡青紫色の花を咲かせ、根茎は知母(チモ)という生薬になります。


浅沙、阿佐佐(アサザ)

学名 :Nymphoides peltata(S.G. Gmel.) Kuntze
科名 :ミツガシワ科
属名 :アサザ属
原産地:ユーラシア大陸の温帯地域

浮葉性植物で、地下茎をのばして生長します。睡蓮に似た切れ込みのある浮葉をつけ、若葉は食用にされることもあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?