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統計検定準1級ワークブック例題 第29章

統計検定ワークブック(以下WB)の「第29章 不完全データの統計処理」の例題について書いていきます。

解答例はいろんな動画や記事で紹介されていると思うので、ここでは思考のプロセスというか考え方のヒントを書いていきます。本記事が同資格を受験する方のお役に立てば幸甚です。


例1と例2

1変量正規分布と2変量正規分布の欠測に関する問題です。最尤推定量を求めるのですが、正直最後までよく分かりませんでした。参考になる記事を見つけて計算しようとしたのですが、かなり複雑で結局捨ててしまいました。。

「そもそも収束するまで反復計算しないといけないなら本試験には出ないかもしれない。この公式を覚えたところで、今後使わないかもしれない。だったら…」と自分に言い聞かせて、他の問題を優先することにしました。

この問題が解ける人は数学力が高い方なんだろうなーと思います。

問29.1

欠測があるデータの平均値と相関係数に関する問題です。普通に考えればなんとなく分かるような、でも不安なので一応WB本文の表29.1や表29.2も頭に入れておいた方がいいような、そんな問題です。

解法メモ

なし

おまけ

不完全データの処理自体は実務をやっている方にすれば毎回ぶつかる問題だと思います。どういう値で補完するか、いっそのこと欠測データは無視するか、などはなんとなく経験則で行っている場合が多いのではと想像します。

しかしその裏にはこのような統計処理についての理論があり、EMアルゴリズムなんかがあるんだなーと興味を持ちながらWB本文を読んでました。

なお、以下の記事で勉強方法や参考にした書籍、動画、記事などを書いています。ご参考まで。

#統計検定
#統計検定準1級

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