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詩集

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2019年2月の記事一覧

虹を求めて

その町はいつも雨が降っていた
鉱夫が休みなくツルハシで炭鉱を掘るように
ザーザーと、しとしと音を立てながら
少女はいつも傘をさして歩いていた
神父が聖書を手放なさいように
木には鳥たちが雨宿りをしていて
雲の間から光が差し込む時を待っていた

探しものは見つかった?

どうやらアテが外れていたようだ
この町には僕が探していた花は咲いてない
僕は小さな荷物をまとめてカビと安酒の匂いがたちこめる古い宿

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春夏秋冬どうでもいい

1月も2月も3月も4月も
5月も6月も7月も8月も
9月も10月も11月も12月も
春も夏も秋も冬も
晴れも雨も曇りも雪も
ぜんぶ、どうでもいい
そんなことより
ぼくと一緒に踊ろうよ