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ストリング理論家が円周率の計算法を発見した件

この記事をご存じでしょうか。インドのストリング理論研究者が、新しい円周率の計算法を発見したそうです。ストリング間の相互作用の頻度を計算している際に、たまたま発見したらしいです。

この件について、サビーネ・ホッセンフェルダーがXでポストしました。サビーネ・ホッセンフェルダーは、私の以前の記事で紹介した、ストリング理論批判動画の作者の一人です。

ポストの内容は、以下の通り、単に事実を伝えているだけのものです。”breakthrough”というのが、受け取り方によっては、若干皮肉気味に聞こえるかもしれませんが。

このポストに対する返信では、ストリング理論を若干ディスるジョークが散見され、印象深かったです。ここでいくつか抜粋して紹介したいと思います。

・これはおそらく、ここ数十年で初めてのストリング理論の実験結果だな!

・これからはサークル理論と呼ばれるだろう。宇宙はストリングじゃなく円で作られてる。

・公平に言えば、少なくともπの値を探すために100億ドルのサークル(筆者注:LHCのことでしょうか?)を建てる必要はなかったね。

・これを計算するのに11次元全部使ったか?

・πってどの宇宙の?(筆者注:マルチバースネタですね)

・遂に応用ができた!

・すごい。たった50年しかかからなかった。

・1つの値にたどり着いたのはびっくりだよ、空間次元数の設定毎に違う値を出したのだろうと思ってた。

※なお、筆者はこの発見は素晴らしいことだと思っています。


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