見出し画像

ジャズプレゼンテーション#011(2021/06/04放送分)

6月4日のジャズプレゼンテーションを送りしたいと思います。

今週は「ワクチン接種率の高まりで日常は返ってくるのか」という大仰な見出しを立ててみました。

♪ 緊急事態宣言6月20日まで延長

2021:06:04のジャズプレゼンテーション.002

では最初に、新型コロナ関連情報です。

これは先週お伝えしたとおりですが、先週の金曜日に報道され、その後正式に決定が発出されたということになります。

北海道、東京都、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県での緊急事態宣言の期間が延長され、沖縄県も含め現在の緊急事態宣言の対象区域における実施期間は6月20日までとなりました。

埼玉県、千葉県、神奈川県、岐阜県、三重県でのまん延防止等重点措置の期間が6月20日までに延長されています。

群馬県、石川県、熊本県はこれまでどおり6月13日まで。

こちらは厚生労働省のホームページから引用しました。

♪ ワクチン摂取 64歳以下 14区でも月末までに開始見通し 東京23区(6/3)

2021:06:04のジャズプレゼンテーション.003

続いても新型コロナ関連情報ですが、ワクチンの接種、64歳以下、東京都の14区で6月末までに開始見通しということが報じられていました。

政府は、今年度中に65歳以上になる高齢者に続く接種の優先順位として64歳以下の高齢者施設などの職員や基礎疾患のある人などが、高齢者終わっていない段階でも前倒しして始めるのなど、状況に応じた柔軟な対応を求めているとのことです。

こちらはNHK特設サイト新型コロナウイルスの情報からいただきました。

順番とかではなく、どんどんとにかく広げていく、ワクチン接種率を高めていくということが、コロナ対策の最善の方法、いまのところこれしかないとと思うので、早くワクチンを打ってもらいたいと思います。

♪ 6月2日時点の実行再生算数(全国)は0.77

2021:06:04のジャズプレゼンテーション.004

続きまして、6月2日時点の実効再生産数をお伝えいたします。

全国で0.77です。

下のグラフを見ていただいてもわかるとおり、じわりじわりと実効再生産数が下がってきていて、感染の広がりが治まってきているということが、数値に表れていると思います。

この実効再生産数とは、一人の感染者が平均して何人に感染させるかを表す指標です。リアルタイム性を重視して流行動態を把握するため、報告日ベースによる簡易的な計算式を用いています。精密な計算ではないこと、報告の遅れに影響を受けることなどに注意して利用したいと思います。

こちらの説明とグラフは東京経済オンラインからいただきました。

♪ 富澤えいち活動報告

2021:06:04のジャズプレゼンテーション.005

では、エピソードに移りたいと思います。

富澤えいちの活動報告をお送りしたいと思います。

今週は火曜日に、カイヤ・サーリアホという現代音楽の作曲家が来日していて、彼女が描く音風景というワークショップが開かれていたので、
こちらに参加してきました。

第1部では、フルートとカンテラという金属の弦が張られた民族楽器を使う曲の演奏が披露され、第2部では週末に行なわれるオペラ「Only the Sound Remains」についての座談会がおこなわれて、指揮者、演出家、彼女の作品を最もよく知ると言われているフルート奏者たちが登壇して、彼女の魅力や彼女が描く世界観などにについて語っていました。

サーリアホさん自身も現在来日中なんですけれど、コロナの入国隔離中ということで、ホテルからのオンライン参加でした。

作曲家本人からのいろいろと自作の解説を聞くことができたというのは貴重な経験だったと思います。

今週は、月末から月初めにかけての月刊誌の原稿の締め切りが重なって、それにバタバタと追われている状況でした。

その合間を縫ってほかの取材をしたりしたり、ワークショップやライヴを観に行くというような生活を過ごしておりました。

そのほかのインタビューという話なんですが、ここのところ数週間にわたってお伝えしている「証言集制作プロジェクト」が進行中で、このコンサートに出演されてるのは15人以上というわりと大きなプロジェクトだったんですが、それらの方々に感想をインタヴューするという取りまとめをしている最中です。

俳優の方にお話をうかがったり、歌手が4人出演されていたんですけれども、いまの時点で5人の聞き取りが終わりました。

来週にかけても時間の都合のつくところでスケジュールを調整しているところです。

1日に1〜2人の1時間ほどのインタビューを行なうというのはかなりハードなスケジュールで、スケジュールの調整もとてもたいへんです。

皆さん忙しい方々で、スケジュールが詰まっている状況もありますので、「この時間だけならいいよ」というところをすかさず狙ってお願いしているんですけども、こうした作業が可能なのもオンラインならではなのではないかなと思います。

なるべく6月中にこの取材を終えて、ひと段落した時点でどういう方向性でまとめていくかというのを考えたいなと思っています。

それから、先ほど触れた、週末のオペラ「Only the Sound Remains(邦題:余韻)」が東京文化会館大ホールで6月6日の日曜日、15時開演になります。

画像5

また、前日の土曜日にも東京文化会館小ホールで山内雅弘個展に行く予定です。

どちらも現代音楽のホールでのコンサートになります。

なかなかホール以外のところ、しかもジャズで観に行く機会がないというのが現状だというのは寂しい限りなんですけども、6月20日の緊急事態宣言が開けて、ライヴを観に行くことのできる日常が戻ってくるといいなあと願っている次第です。

あと、先週もお伝えしました、プレイリスト作ってそれに解説コンテンツをくっつけてひとつのまとまったものとして発信していきたいと考えていたんですが、こちらが滞っています。

プレイリストは試しに作ってみました。

Apple Musicで作ったものを画面に貼り付けてありますが、これのリンクは、コンテンツを書いてそちらからたどれるようにするつもりでいるので、まだもうしばらくお待ちいたたきたいと思います。

音源を聴いてもらいながら解説の文章を読んでいただくというスタイルは、ライターとしてはとてもおもしろい試みになるんじゃないかなと思っているので、頑張ってまとめてみたいと思います。

♪ 次回予告と情報募集

2021:06:04のジャズプレゼンテーション.006

次回は来週6月11日金曜日15時を予定しています。

こちらもお伝えしていますように、レビュー返しという「私がレビューを書いて、それを本人に見てもらって、それについてあーでもないこーでもないと話す」といったインタヴューにしようという企画を考えているんですけれど、その前段階の原稿に手をつけられない状態です。

プレイリストも、先ほど言ったようなかたちでまとめて発表できるような体裁を整える算段をしていきたいなと思っています。

今週はこのあたりでお別れしたいと思います。

梅雨ですが、体調を崩されないように注意してお過ごしください。ではまた来週。

ジャズプレゼンテーション#011
紙の雑誌でもなくWEBマガジンでもなくラジオでもないような、新しいカタチのジャズ情報発信媒体を模索していきます。
ジャズや音楽に関する情報発信のお手伝いを目的としています。
モデレーターは音楽ライターの富澤えいちが務めます。
毎週金曜日にジャズの情報発信を模索するラジオ番組を放送中。
今回は11回目です。
番組はこちらからご覧いただけます。
https://www.facebook.com/jazzpresen
アーカイブもあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?