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現役大学生から見た働き方改革

先週、英語の講義の時間に教授が働き方改革についての話をしてくれました。時事問題には疎く、名前を知っている程度で、何をどのように改革するのか理解できていなかったのでとても興味深い話でした。あれ、要約すると「1人に1職業っていう考え方を無くしていこう」ってことみたいですね。

学生の身からすると変わる前の状態を知らないので何がどうすごいのかよくわかりませんが、改革というくらいなので凄いことなのでしょう。好きなように働いて好きなように生きるというのは本来人間にとって当然のことであると思っているので、当たり前のことが当たり前に行えるようになったことを喜ばしいなと感じます。

しかしながら私個人としては、実は一つの職業を気が済むまで極めてみたいという思いも実はあったりします。『ファンタジーライフ』というアプリゲームをご存知でしょうか?たくさんの職業の中から選択して遊ぶことが出来るゲームで、自由度の高さから人気を集め一時期はTVCMも放送されていました。そんな自由度の高いゲームだったからこそ気づいたのですが、私にはたくさんの職業の習熟度をいっぺんにあげるような器用なことは到底できなかったのです。

これはあくまでもゲームの中での話です。しかし、ゲームの中と現実とで果たしてそんなに違うことがあるのかとも思うのです。例えば、昔なら一度入社すればその会社で退職まで雇用というのが一般的だったと思いますが、現在日本の会社の平均勤続年数は10年と少し、新卒社員の離職率は約6割と、到底一生の仕事とは言えません。ともすれば、そこまで慎重になって選ぶ必要はないのではないかと思うのです。

もちろん、適当に選ぶことを推奨しているわけではありません。しかし、実際のところ、入社してみないと分からないことなんて無数にあるのも事実だと思うのです。(社会に出たことのない子供の憶測ではありますが)

そうであるなら、どこの会社を選んでもどうなるか分からないのならば、もっと簡単に楽しそうかとか、雰囲気が好きだとかそういうことで選んでも良いと思うんですよね。だからこそ私は職業を選ぶ際は「働きかた改革が流行ってるから副業をする」とか「周りの人にあわせて」とかでなく自分の好みで選びたいのです。

話が逸れたような気がしなくもないですが…結局私の働き方改革への見解はですね、『副業を勧めるとかじゃなく、働き方の自由度を高めて働き方を国民の意思に委ねるということなら意味があるんじゃ?』です。

長々と語らせていただきました。この辺で失礼させていただきます。

最後まで読んでくれてありがとう!

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