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断捨離。捨てていたのは、服だけではなかった。

数ヶ月前に、時々やってくる
動けなくなる現象に襲われ…

いつものように様子をみるが
長引くだけで良くならない。

これ以上家族に迷惑かけたくない
どうすれば元気になるの?と
心の中でつぶやいた。

すると
服の整理をしなきゃという声?(笑)
なんだか不思議な気持ちになり
服の断捨離を始めることに。

ゴミに捨てるのは簡単だった。

でも、そんな簡単なやり方じゃ
ワタシが欲しいものは手に入らない
だから
捨てる前に、もう1度身に付けてから
残すのか、手放すのか、感じたものに
従って決めようと思いました。

服そんなにないけど、やるか!

少ない服が減るから
また服買わなきゃという気持ちで
作業を開始しました。

1週間が過ぎると…

お気に入りの服、着すぎて
ボロボロになりつつあること
気に入っていたのに
着てあげてなかった服がある
と気づきました。

2週間が過ぎると…

服がないと思い込んでいただけ。
着る訳でもなく、ただ
置いてあったと気づきました。

3週間過ぎていくと…

存在すら忘れていた服がある
だけではなく、服の数だけ
思い出が詰まっていたと気づき
自分の感情と向き合うことが
できました。

4週間過ぎた頃には…

今までと、今の自分の好みの
変化だったり、どこかで
忘れてきた思い出や感情が
よみがえりました。

5週間もやり続けると…

知らなかった自分に出会えたり
忘れていた自分に気づけたり
少しずつ原点に戻っていく
そんな気持ちになりました。

6週目に入って…

服の多さに驚きながらも
物への欲、感じ方が変化し
ただ買えばいいのではなく
今のワタシに必要なのか
これからのワタシと一緒に
いることが想像できるのか
そんな想いを大事にしようと
思いました。

でも、何でこれだけの
たくさんの服があったのに
ない!ない!ってなってたのだろうか。

今日はどんな自分に出会いたい
どんな気持ちで過ごしたいのか
会う人をイメージして
伝えたいメッセージとは何か
そんなことを意識して服を選ぶ。

1枚1枚を大事にコーディネートし
1日過ごして、感じた気持ちを
書き出していく、そして
今からなりたい自分は…と
考えて、残しても、手放しても
必ず[ありがとう]と感謝の
気持ちを伝える。

そんな作業を毎日続けてみて
少しずつ気持ちが楽になった。

服の数だけ
思い出の数だけ
心が重くなっていたのですね。

ずっと昔から
満たされていなかった何かを
物で埋めようとしていただけ。

でも埋められる訳でもなく
足りない足りないと
なっていたのでした。

断捨離をしていたのは
服だけじゃなかった!

服といっしょに
心の整理ができて
これからのワタシにはもう
必要ない感情も捨てていた。

お陰で、身体までもが
浮いてるかのように
すごく楽になりました。

原点に戻り
目指したい自分がより
ハッキリした気がします。

感情というものは
目に見えませんが
重みがあります。

一番軽いのは嬉しさ。

一番重いのは怒り。

寂しくなって辛くなって
たくさん笑って
たくさん泣きました。

楽しい思い出にも
悲しい思い出にも
ありがとうと言えたら
自分自身の心の強さと安らぎに
繋がると感じました。

身軽になった今
どこへだって飛んでいける!
ううん、飛んで行く。

みなさんも心の掃除
断捨離をしてあげていますか?

答えはいつだって
自分の中にあります。

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