8年ぶりの妊娠。楽しい!だけじゃないマタニティーライフ

画像1 急な吐き気がして、洗面台へ。いつもと何かが違う気がして、薬局で妊娠の検査キットを購入し検査したら、まさかの陽性。驚きの次に不安が襲ってくる…。旦那に報告したときの「俺は嬉しい」の言葉に安心できて、産むことを決意した。命を授かることは奇跡であり、そこから学ぶことがたくさんあることは知っているから、今回はどんな学びや発見があるのか、楽しみながら過ごすことを心がけようと思いました。とは言っても、妊娠は幸せな気分だけを味わえる訳ではありません。つわりでトイレに駆け込む日々、その度に喉がやられて声が変になっていく。
画像2 個人差はありますが、ワタシの場合は起きた瞬間からトイレに直行。普段から敏感なところがあり、妊娠することでさらに敏感さが増しました。音、匂い、気温、人の声から伝わってくる感情、大人数の中にいると空気感が重く、ごちゃ混ぜになっている「いろんな気」にやられてダウンしてしまうことも。息苦しくなり、恐怖心を抱くようになり気がつけば、人を避けるようになっていた。その時はただ辛くてわからなかったけど、軽いパニック症になっていた。今は仕方がないとわかっていても、まわり対しての罪悪感もあって、1人で泣いてた。
画像3 安定期に入ると、つわりが落ち着いてきて、食べられるようになってきて少し楽になりました。ただ、おなかが大きくなっていくにつれて、痛みを伴う張り方の回数が増えて動けなくなっていく。それだけでも辛いなぁと思っていたら、脇腹らへんに今まで感じたことのない痛みで、立てる時間、座ってられる時間が5分程度…。何をするにも、小分け小分けになり時間がかかってしまう。人に頼るのが苦手でせっかちな一面もあるワタシには、この状況にイライラしてしまう苦しい期間でしたが、旦那や子どもたちのお陰で乗り越えることができました。
画像4 妊娠しても動き続けて、働いている世の中の女性はすごい!と、改めて感じました。すると、動けない自分はダメだなぁと思ったときもありました。けれど、どんな場面でも、感じ方は人それぞれだということに気づくこともできました。本に書いてあることや一般的に知られていることがすべてではなく、誰がどんな症状になるのか、妊娠してみないとわからない。自分には経験がないからと言っても、相手への理解や気遣いを示してあげるだけでも、その人は楽になることを今回、家族やワタシを囲むみんなに教わりました。辛い楽しい妊娠生活でした。

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