自然学校。頑張った先には、達成感と自信があった。

娘が5年生になりやってきた、自然学校という試練。ワタシが生まれたペルーでは、そういった行事がなく、想像つかないだけに、大丈夫かなぁと気になっていました。

数年前までは、行かない、行かせないという選択をしていたけれど、学校生活が楽しいと言っている今、行けそうだねと思っていたところ、夏休みになり、自然学校に行く日が近づいてきていることを知り、一気に不安が襲ってきた彼女から[行かないといけない?]と聞いてきました。

先の見通しがつかないことは苦手だから、いろんなことを考えていく内に、ご飯食べれなくなる、眠りが浅くなる…だんだん元気なくなっていく姿を見て、行かなくていいと思いました。

ただ、あとから後悔して欲しくないという気持ちもあり、やれることをやって、それでもダメなら気持ち良く諦めようと提案しました。

[できることって何?]疑問に思いますね(笑)

まずは、担任の先生に、今の気持ちを伝えに行き、気になることを聞き、どこをどうすれば行けそうなのかを一緒に考えてみる。自分が安心するための行動を取る、それが大事だと言いました。

自分のことは、自分の言葉で伝える練習するには、いい機会だったと思いました。今年の先生は、明るく元気、外国人との交流もある方なので、子どもたちには、外国のいろんな話をしてくれるから、人気者のようです。
娘の話を、嫌な顔一切せずに、一つひとつの疑問に答えてくれて、帰るころには、不安の表情が和らいでいました。

[行けるかも知れない]とまで言い出した。

でも、やっぱり気になるのは、場所。
だから、先生に、お願いをして、見学に行けるよう手配をしてもらいました。

夏休み中に家族4人で、当日お世話になる場所まで行ってきました。

スタッフの方々に、バスが到着するところから、荷物を置く予定の場所、ご飯食べるところ、お風呂(2つとも)、寝る予定の部屋(すべて)、トイレ(すべて)、活動予定の場所など、彼女の質問に答えたり、優しく説明してくれました。

最後には、待っているから、安心して来てね。
その一言に[頑張ります!]と返事。

学校と施設の協力があったお陰で、試練と思えたものが、楽しみになり、笑顔で出発できた。

帰ってきた日には、やり遂げたことで、達成感と自信の表情に見えました。

ワタシの力だけではきっと、無理だったかも知れない。けれど、まわりの支えがあり、今は小さなことだけど、未来の彼女にとっては、大きいな力に変わっていくであろうと、思いたいです。

帰ってきてから、不思議ですが、少し落ち着いてる気がします。苦手な科目は、諦めずに、やれる方法を考えたりする姿がまた増えました。

子育ては、1人ではできないと、改めて考えさせられた体験でした。

協力していただいた方々、本当にありがとうございました!

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