TwentyOnePilotsを語る(SAI編)

はじめに

はじめまして、日本人のTOPファンです。日本でもっとTOPが人気になってほしいと思い、布教活動をする意気込みでNOTEを書き始めました。
基本的には歌詞の和訳を投稿しますが、やはりファンとしては愛を語りたいなと思いましてTOPのアルバムごとに語る記事を書くことにしました。
この記事では”Scaled and Icy”(通称”SAI")について語ります。

アルバム全体の雰囲気

このバンドはアルバムごとに雰囲気が全く違うんですよ。曲のジャンルも様々なので聴いてて飽きないんですよね。それでSAIの雰囲気は全体的に明るめでTOPにしては珍しく感じました。アルバムが作られた時期がコロナ禍だったから明るくしているのかなと最初は思っていました。実際その理由もあると思いますが、別の理由がこのアルバムにはあるんですね(その理由については後ほど)。個人的にはBlurryFaceやTrenchのダークな雰囲気の曲が好きなのでその名残を感じる2曲”Redecorate”と”NoChances”がこのアルバムの中で特に好きですね。特に”NoChances”がこのアルバムの影にあるもの、明るい雰囲気の背景を語ってる感じがしますね。

Demaとの繋がり

ファンなら知ってる人が多いと思いますが、TOPの曲の背景には壮大なストーリーがあります。Trenchのある大きな大陸とDemaという都市についてのストーリーが曲中で展開されていて、MVを見るとなんとなく理解することができます。SAIのアルバムの中でもそのストーリーは続いていて、このアルバムの曲はDemaの内情を語っています。ただめちゃくちゃ脚色されてる。
なぜならこのアルバムはDemaのプロパガンダとして利用されているんです。(ファンの勝手な妄想じゃなくて公式ですよ)
このアルバムが全体的に明るいのはDemaを良い街として広めるためなんですね。”GoodDay”なんかは特にプロパガンダ味が強く感じます。
ファンの人とそうでない人で捉え方が全く違うアルバムなんです。こんなストーリー絡めながら作詞作曲してるタイラーはいい意味で狂ってますね

個人的な感想

正直DemaのストーリーがSAIでも続いているとは最初は思いませんでした。Trenchの”Leave the city”で完結したものだと思っていました。
ただ物語を知る前と後で二度楽しむことができたので知らなくて良かったと思う自分もいます。ファンコミュニティの間ではSAIは結構不評なんですよね。やっぱりみんな暗い雰囲気のTOPが好きなんだろうなあ。自分もTOP全体の曲をランク付けするならSAIの中で上位に入る曲はそんなにないです。
でもオンラインのライブで歌った”TheOutside”は演出含めて結構好きです。自分がリアルタイムで見てたって補正はあるかもしれないですけど笑。
曲一つ一つの感想も語らせてください

Good Day

何か起こってほしいと思うほどなにもない良い一日ってありますよね
晴れた日にこの曲を聞きながら外を歩くのが好きです
"Low key"ってところがすごい好き

Choker

この曲のMVを最初見たときはなんにも理解できませんでした。店主のジョッシュと竜のフィギュアを見つめてるタイラーがかわいいですよね
そこまでハマって聴いてはいないですが歌詞の内容はすごく刺さりました

Shy Away

この曲聴くとバック・トゥ・ザ・フューチャーのギターのシーン思い出すんですよね笑。自分自身シャイな人間なのでこの曲にはとても助けられています

The Outside

MVの内容も相まってすごい好きな曲の一つですね。この曲を聴いてるときはほんとにHeadがUP and Downに揺れます。
MVでの最後のダンスめっちゃ好きでたまに真似してます。タイラーのダンスは独特で可愛くて最高

Saturday

日曜日については"Migraine"で語ってましたが今回は土曜日についてですね
歌詞内で語られてるそれぞれの曜日の感覚はとても共感しました。

Never Take It

曲調がかなり好みです。気分ノッてるときは一緒に"Ooh"って歌ってます笑
コロナ禍に書かれたというのがよく分かる歌詞ですね

Mulberry Street

この曲は街を歩きながら聴くのが好きです。実際のマルベリー・ストリートに行ってみたいですね。歌詞についてはあまり理解してません。

Formidable

タイラーがジョッシュに対する愛を語ってる歌ですね。”あなたと一緒に死ねる”なんてすごい絆ですよね。歌詞内に”Josh dun”もしくは彼について語る文がある曲は無条件でお気に入りです。

Bounce Man

とにかく明るい曲。バウンスマンの意味があまり分かっていませんが。サビの韻の踏み方はかなり好きですね。歌ってて楽しい曲です

No Chances

最後のベースドロップで心掴まれた曲です。途中合いの手にある"Run away,run away"これストーリーをよく知ってるととても怖い一文ですよね。
タイラーがラップをしてる曲も無条件でお気に入りです。

Redecorate

アルバムで一番暗くて悲しくて深い曲。すごい明るい雰囲気だったのに一気にダークでTOPらしくなりましたね。SAIで一番好きな曲です。”Neon gravestone"やこの曲みたいに暗いテーマについてラップで語る曲は大大好物

最後に

タイラーてシンガーソングライターでありながらエンターテイナーですよね。ファンを楽しませることを惜しまない姿勢がすごい好きです。彼の家族と撮ったYouTubeの動画を見ると人を楽しませるのが好きなのがよくわかりますよ。そこまで追ってる人は生粋のファンだけですけどね笑
本当に個人的な感想を語るだけの記事ですいません。見ていただいた方はありがとうございます。この記事を読んで共感してくれたり初めて知ることがあったら嬉しいです。また、Demaのストーリーについて日本語で解説する記事がなかったら投稿しようと思います。物語を知ったらさらにTOPが好きになりますよ!絶対に!


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