Vue.js v-tokyo Meetup #18 を開催しました
こんにちは。Vue.js 日本ユーザーグループの jay-es です。
8 月 8 日(火)に Vue.js v-tokyo Meetup #18 を開催しました。
「Vue Fes Japan 2023 に向けてキャッチアップしよう!」というテーマで LT やセッションがありました。
当日参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
また、会場スポンサーをしていただいた MNTSQ 様にも細やかな対応をしていただき、心よりお礼申し上げます。
イベントの内容
当日の内容を軽く振り返っていきます。
開場
18:45 に開場。受付でドリンクとお菓子、そして MNTSQ 様によるノベルティ(エコバッグや Vue.js ロゴ入りのエナジードリンクやキーキャップ!)が配られました。
オープニング
Vue.js 日本ユーザーグループ代表の kazupon 氏より、開会の挨拶と乾杯の音頭がありました。また、10 月 28 日(土)に開催される Vue Fes Japan 2023 のチケット販売についてのお知らせがありました。
LT セッション1
シモディ氏より、「Vue3プロジェクトでSWRVの導入に挑戦してみた!」の発表がありました。
SWRV は Vue 向けのデータフェッチングライブラリーです。 既存のプロジェクトでリクエストが重複してしまうのが課題になっており、それを解決するために導入したという内容でした。
「2 回目以降のリクエストではまず前回のキャッシュを表示しておいてレスポンスが返ってきたら最新データに差し替える」という動作は自前でやろうとすると割りと面倒なので、ライブラリー側に任せられるのは便利そうだなと思いました。
LT セッション2
その次は安積洋氏による「Vue.jsの歴史をざっくり振り返ってみる」の発表でした。
Vue.js の バージョン 0.7.3(2014 年 1月)の頃から、新しい機能がどのような順番で追加されていったのかをまとめた内容で、v-repeat(v-for の原型)や v-class/v-style(のちに v-bind にまとめられた)など、見慣れない API がたくさんあったり、2015 年時点で async components が存在していて驚きました。
途中で、Vue エコシステムに限らず様々なフロントエンド関連ライブラリーの過去のバージョンを月単位でまとめたスプレッドシートが出てきて圧巻でした。たまに懐かしいライブラリーの名前も登場し、一部の人だけが笑うという場面も見られました。
メインセッション
休憩をはさんでふたたび kazupon 氏が登場し、「Vue.js エコシステムの動向」の発表がありました。
Vue 3.2 → 3.3 の内容(完全な新機能というよりは DX 向上のための改善がメイン)や Nuxt の概要や新機能の説明でした。
「VitePress の RC があと少しで出ます」というスライドのところで、スタッフから「さっきリリースしたっていうツイートがありました」という声があり、会場が笑いに包まれたシーンが印象的でした。
スポンサーセッション
MNTSQ株式会社 CEO の板谷氏よりスポンサーセッションがありました。
自身のもし「リーダブルコード」を弁護士が読んだら?という記事紹介や「うちの社名、初見でモンテスキューって読める人いないでしょ」といった自虐ネタののち、MNTSQ の事業内容紹介と求人の案内がありました。
「契約」という行為は 3000 年以上存在するのに、契約書を作るのは毎回カスタムメイドで、いわば「npm などがない状態でオンプレを毎回フルスクラッチで作っている状態」という課題を解決していきたいとおっしゃっていました。
クロージング&懇親会
終わりにクロージングの挨拶と、過去の Vue Fes グッズを懸けたじゃんけん大会がありました。
最後は懇親会。お寿司やピザをつまみつつ、各テーブルがそれぞれの話題で盛り上がっていました。
おわりに
Vue.js の過去の話や最新の話、現在進行形で課題に取り組んでいる話など、バラエティに富んだ発表内容でした。また、懇親会では Vue.js やそれ以外の話ができたり、普段オンラインでしか接していなかった人と話せたりしてよかったです。
Vue Fes Japan 2023 開催まで約 2 か月。最新情報は 公式 note や 公式 𝕏(旧 Twitter)アカウントで発信していくのでぜひフォローをお願いします。