リスニングで「先読み」をしなくても解ける力を身につける方法
今回のテーマは「問題演習をした後に行うべきトレーニング(リスニング編)」です。解く練習をしても聞けるようになりません。レストランで言えば、いくら食べてもシェフになれないのと同じです。逆に、聞けるようになるためのトレーニングをすればするほど、解きやすくなります。それは、当然です。なぜなら、リスニングセクションは「聞けているかどうか」を測っているからです。聞けるとは、「話されている内容が理解できること」です。理解するためには、以下のような要素があります。
① 単語力
② 文法力
③ 慣用表現の知識
④ ストーリーを理解する力
⑤ 背景知識
⑥ 英語の発音/リズムを意味化する力
ニュースを理解する際にも、プレゼンを理解する際にも、インタビューを理解する際にも、これらが必要です。よって、TOEICにおいても、これらの力を伸ばすことが、リスニング力へとつながります。TOEICのリスニングにはいくつかのテクニックがありますが、究極を言えば、「設問を先読みしなくても問題を解ける力」こそが、本物のリスニング力です。どう考えても、問題を解くだけでこれらが身につくことはありませんよね。
そこで、今回は問題を解いた後にすべき、「聞けるようにするためのトレーニング」をお伝えします。
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