【第23回】JATO 日本人ATCリレー形式紹介企画:松永道敬さん
前回はアスレティックトレーニング愛溢れる岸さんのインタビューをお送りしましたが、今回は“男気溢れる”松永道敬さんのインタビューをお届けします。
インタビュー内容は実直な松永さんの人柄を表していますので、是非一読下さい。
何故ATCになろうと思ったのですか?
高校生のころ特集をしていた雑誌の記事を読んで魅力を感じました。
また、テーピングの教本が部活動のチームのメディカルバッグの中にあり、それを読んで漠然としたイメージが出来たと思います。
学生、社会人時代に、印象に残っている出来事はありますか?
JATOが発足した当時、かなり多くの方がATCになっていると実感しました。
現在の仕事内容を教えて下さい。
大学の施設で学生アスリートのコンディショニングやパフォーマンスに関するサポートをしています。
現在は特にランニングチームを中心にサポートしています。
現在の1日の流れを教えて下さい。
日によって変わりますが、朝のトレーニングがあるときは5時半位から指導し、日中に学生相談、午後に練習に帯同しています。
週末は主に試合帯同です。
松永さんにとってJATOとはどのような存在でしょうか?
発足当時まだ、インターネット環境が整っておらず、すぐに参加できませんでした。また、駆け出しで収入も少なかったため会費を払う余裕がなかったように思います。
少しして、東さん(元立命館大学)に声をかけていただき機会を与えていただきました。その他沢山の方々に話を聞かせていただき育てていただいた場所だと思っています。
東さんのスカラーシップも元々は名称がなかったと思います。彼と話しているときに彼に敬意を表して彼の名前を入れましょうと会話をした記憶があります。そのような先人の努力を感じ取れる場所です。
JATOに加入するメリットを教えて下さい。
外国講師のセミナーなどを開催していただけることや我々の活動領域の拡大を目指したJATOの様々な取り組みを教授できること。
これからATCを目指している学生にメッセージをお願いします。
私は当時、何回か試験に不合格でした。諦めようかと思ったこともありますが、ATCの木村さんに勇気づけて頂きました。
ATCになることも大切ですが、人の背中をそっと押す優しさや忍耐がATCとして自分自身を成長させるのだなと学びました。私はそのような体験を同じATCの方にしていただきました。
次はあなたと、あなたの担当するアスリートがその経験する番です。自分自身の失敗に学び、アスリートの成功に歓喜する時、皆さんの成長が感じ取れるでしょう。迷わずに前に進んでください。
【編集後記】松永さん、お忙しい中インタビューを受けて下さりありがとうございました。松永さんの想いが伝わる内容でしたが、特に最後の学生へのメッセージは心打たれるものでした。来月は、“直球勝負師”のあの方のインタビューをお届けする予定です。どうぞ来月も楽しみにして下さい!
この記事は、4/15/2019にJATOウェブサイト、およびJATO公式フェイスブックページに掲載したブログ記事を再編集したものです。
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