太刀、むずない？
こんにちはモンスターハンターの時間です。
今回の議題は太刀です。
ライズの体験版をしゃぶりつくすために普段使わない武器も色々触っているのだが、太刀がイマイチ手に馴染まない。
しかし、太刀自体のアクションの幅はワールドアイスボーンの頃とさほど変わってはないようなので、ライズで急激に難しくなったんではなく「俺がしばらく触らんうちになんか違う武器になってる〜〜！！」という驚きが大半ですね。
なので生粋の太刀使いからすると「こいつ今更何言い出しとんねん。」ということしか言わないのでご注意。
前置きはこのへんで
とりあえず私の太刀履歴を開示すると、ちゃんと攻略で使ってたのは良くて3rdまで。
それ以降は一応メインの武器いじるのに飽きたとき1.2本作って遊んでいたが、
オーラ周りの仕様が新作出る度に変更(主に弱体化)され続けてたのもあってMH4あたりで「もう太刀いいかな」となってそれ以降は一本も作ってないほうが多い。
なにが難しいんだろう
今やほぼまっさらな太刀素人だということを理解してもらえたところで本題に移る。
私はそもそも太刀が難しい武器だと思っていたが、その意図するところは「赤オーラを維持して火力を継続させるのが難しい」「パーティプレイだと邪魔しがちなので迷惑をかけないように立ち回るのが難しい」というところだった。
これはどちらも解消されており、ライズに上記のような難点は無い。おそらくワールドの大改修のときに改善されたんじゃないかね。
「赤オーラでオーラ上昇攻撃(大回転斬りとか)を使えば赤オーラ最大まで回復する」仕様な上、赤にした所からオーラが切れても黄色に1段階下がるだけの一番やさしいパターンである。
その上後述するようにオーラアップ技へのアクセスが容易になっており、オーラを高めるのが格段に楽(慣れれば)
パーティアタックも軽減されており、大回転斬りで突っ込んで行ったらパーティ全員コケてブチ切れられたなんてことはもう起こらない(と思う。ちゃんと検証してはない)。
じゃあ何がムズいのか、操作がムズい。
急におじいちゃんみたいなこといいだしたなと思うだろうが、本当にムズいので仕方がない。素人侍の率直な感想です。
操作法を見ていこう。
X:縦斬りコンボ
A:突きコンボ
X＋A:切り下がり、移動切り
ZR:気刃斬り→気刃大回転斬り
わかる。俺の知ってる太刀だわ。
ZR＋A:見切り斬り(カウンター技)→成功時ZRで大回転斬り
ZR＋B:特殊納刀
→Xで居合抜刀斬り→ZRで気刃斬り二段目
→ZRで居合抜刀気刃斬り(カウンター技)→ZRで気刃斬り三段目
ZL＋X:飛翔蹴り→ZRで兜割り
ZL＋A:水月の構え(カウンター技)→ZRで気刃斬り三段目
？？？？？
これマジ？人間工学への反逆か？？
ZLに技が詰め込まれてるのはどの武器もそうなんだが、ZRにも詰め込まれてるせいで押し間違いが多発する。
なぜ押し間違えるのか、なんか似たような効果の技がいっぱいあるからだよ。
なんでカウンターが3つもあるんだ。
どうすればこの武器使えるんだ？
とりあえず、各技の特徴を理解していけば適切なタイミングで技を放てるようになると思うので分析していきたい。
まず第三のカウンターとして登場した水月の構えだが
これ多分封印していいやつだと思う。
その場でカウンターするだけの技に虫2匹は重くないか？
飛翔蹴りから兜割りの派生が異常に強いのもあってほぼ使わないと思う。(兜割りのモーション値が設定ミスで強すぎる説があるらしいが、兜割り弱くなったところで水月は使わないだろ。)
とっさのカウンターには便利だよ！と言われるかもしれないが、虫管理が完璧で咄嗟に水月使えるレベルのプロハンならもうこんな記事読んでないで己の太刀を極めてくれ。
ZL＋Aは絶対に使わないと心に刻み込んだところであと2個のカウンター技
見切り斬りはまあまだわかる。ランスのカウンター突きみたいなもんだろう、ボタンも一緒だし。
ただ問題なのは絶対に攻撃から派生しないといけないので棒立ちから見切りできないところだ。
待機状態からカウンターしたい場合は強化納刀から居合抜刀気刃斬りだ。(強化納刀するには攻撃から派生しないといけないのがまたややこしいが……)
これはブレイブ状態の納刀継続みたいな感じなのでダブルクロス齧ったならわかりやすいかもしれないが、
ZR＋Bとかいう今までモンハンやってきた中でもかなり見たことないボタン配置でめっちゃ出しづらいんだけど
ランスのパワーガード(カウンター突きの構え中にBでキャンセルして出す)に近いが
太刀ってもしかしてランスなのか？
見切り斬りも大回転斬りに派生してオーラアップ
居合気刃は当たった時点でオーラアップな上気刃三段目に派生するのでさらにオーラ倍プッシュと
カウンターを使いこなすとオーラがジャブジャブ溢れてくる。
というか間違いなく「カウンターしてオーラためて兜割りしろ」というアクション設計であり、普通に気刃斬りして大回転斬りまで繋げるのはもはや遅すぎるのだなぁ。
ここまでカウンター偏重だと全武器種で一番モンスターに依存する武器と言っても過言ではないんじゃないか。
ソロプレイはいいとしてマルチでタゲブレる中どうやって戦えばいいんだ。
太刀の遍歴を考える
これに通常居合斬りとオーラ消費しない兜割りの練気ゲージ自動アップを織り込んで戦うのが最新式の太刀というわけだが……。
マジで煩雑だな、なんだこの武器。
ただ、ここまで凸凹になったのには理由があるはずだ、太刀のモーションの推移を見ていこう。
ライズ一作前のワールドでは既存武器の大幅改変が行われ、その時に見切り斬りが追加された。
このモーション自体はクロスのブシドースタイルの系譜で、ブシドー太刀がかなり隆盛していたこともあり、「太刀はカウンターアクション交えてやっていくぞ」という方向性自体に違和感はなかった。
ワールドの太刀使いはこぞって見切り斬りを体得し、カウンター交えた立ち回りに慣れて行ったんじゃないだろうか。太刀人気だったし。
しかし、DLCのアイスボーンになるといきなり「太刀といえば居合だろ！！」と宣言し始めた。
確かに日本刀といえば居合だが……今までのアクション系統に全く無い派生である。いきなり何言い出したんだ。
アイスボーンは良くも悪くもワールドよりもアクションの手を増やす方向で調整を行った。
DLCなので本編と同じ狩り体験では面白くない。ワールドの武器に慣れた人がさらに狩りの選択肢を増やせるようにという計らいだろう(と思ってるんだけどどうなんですかカプコン)。
居合という発想自体はダブルクロスのブレイブスタイルから来ていると思う。納刀継続から気刃斬りへの派生とか、イナシで実質ガードできるみたいな要素を踏まえて構築したんじゃないだろうか。
おかげでカウンターアクションが2個になった。
ワールド侍が居合にどう向き合っていたのかはワールド侍じゃないのでわからないが
とにかく太刀は居合もできるようになった。
スーパーハイブリッド全部のせ太刀爆誕
で問題のライズである。
ライズといえば虫技だ！そして太刀といえばカウンターだ！虫でもカウンターだ！！！
なんでじゃい！！！！！
一瞬バカなのかなと思ったが、多分これはクロスの「桜花の構え」というカウンター技から持ってきたんだと思う。
ブシドーやブレイヴでない太刀にとっては納刀からでもガードしつつ反撃できるこの狩技はかなり強く、結構使われてた印象がある。
それはいいんだけどなんでブシドーとブレイヴの間の子みたいなアイスボーン太刀にさらに桜花の構え搭載したんだよ。やっぱりバカなんじゃないのか？
ところでライズではアイスボーンの行動の一部が削除されたり虫技に統合されたりしたが、太刀は取れる行動の択自体はアイスボーンの時とほぼ変わっていない。
兜割りの調整版である飛翔蹴りを除いても単純に虫アクションの分増えてる。
まとめると、
ワールドでの新生太刀に慣れた人用にアクションを増やしたアイスボーンの太刀をそのまま持ってきた上虫技を足した。
のがライズの太刀である。
ダブルクロスで人気だったブシドーとブレイヴと狩技の全部のせだぜ〜〜！！弱ぇわけがねぇよなぁ〜〜！！！
ややこしい……ややこしくない……？？？
しかし……こう考えると「モンスターハンターのどん詰まり」ことダブルクロスが如何に今日まで影響し続けているのかわかるな。
太刀を使いこなすために
ライズから太刀に触れた素人からすれば如何に強くとも使いづらい。
いきなり全てのアクションを使いこなそうとすると
「何じゃこの武器は、技が暴発してばっかでなんもおもしろくない」となってもおかしくない。俺はなった。
ここはいっそ割り切って慣れるまで居合を封印したらいいんじゃないだろうか。
見切りだけならワールド当初の太刀だ。
見切りからの大回転と移動切りからの気刃コンボがあれば居合を使わずともそこまでオーラ維持は苦じゃない。
これと飛翔蹴り→兜割りを合わせれば十分タマミツネをソロでしばくくらいはできる。
見切りに十分慣れてから居合を解禁。
さしずめワールドの太刀に慣れてからアイスボーンで居合を触った先代の侍たちのように徐々に使えるアクションを増やしていくのだ。
どうせモンハンの攻略サイト(モンスターハンター大辞典 Wiki以外)は「これが最強コンボ！太刀はこれ振ってれば無敵！」みたいな見切りと居合組み合わせたコンボ紹介してるんだろうが、
先述の通り太刀は相手の行動に合わせるのが全てなので、コンボ一つ覚えたところでモンスターの行動を把握していなければなんの意味もない。
むやみにアクションの択を増やして混乱するぐらいなら封印しといたほうがシンプルに立ち回れる。
と思うんだがどうでしょうか。
俺も早く柔能く剛を制すカッコいい立ち回りをしたいので、持論の正しさを検証するためにもタマミツネと向き合ってきます。
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