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目標の立て方

仕事で目標を立てるように上司から求められたり、上司が立てた目標に対して「なんだかしっくりこない」と感じたことはありませんか?そんなモヤモヤを解消するためのヒントになるかもしれない、効果的な目標の立て方について紹介します。
まず、目標は構造的に捉える必要があります。目標は4つのタイプに分けられ、それぞれの特徴を理解することが重要です。

出典元:エッセンシャル思考

一般的かつ刺激的な目標

これは「ビジョン」や「ミッション」と呼ばれます。会社や組織の方向性や理念を示す、長期的で壮大な目標です。
例:Googleのミッション
「世界中の情報を整理し、誰もがアクセスでき、使いやすくすること」
例:Googleのビジョン
「ワンクリックで世界の情報にアクセスできるようにすること」

一般的かつ平凡な目標

これは「価値観」として表現され、日常業務における基本的な方針や行動指針を示します。
例:Googleの価値観

  1. ユーザーを最優先すれば、他のことはすべて後からついてくる。

  2. ひとつのことを極めるのが最良の道である。

  3. 遅いより速いほうが良い。

  4. ウェブの民主主義は機能する。

  5. 情報を探すのはパソコンの前にいるときだけではない。

  6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。

  7. 世の中にはまだ多くの情報が眠っている。

  8. 情報の必要性は国境を超える。

  9. スーツがなくても真剣に仕事ができる。

  10. 「すばらしい」では不十分。

具体的かつ刺激的な目標

これは「本質目標」と呼ばれ、最も重要かつ求められている目標です。達成するのは難しいが、もし実現できたら大きな成果が期待されます。

例:「2025年までに動画配信サービスの世界シェアを1位にする」
この目標は具体的で測定可能です。また、達成すれば非常に大きなインパクトを与えることがわかります。

具体的かつ平凡な目標

これは「四半期目標」や「短期目標」として設定され、上位目標に向かうためのマイルストーンとなるものです。

例:「2024年までに動画配信サービスの売り上げを前年比5%増加させる」
この目標も具体的で測定可能です。上位の本質目標に向かうための重要なステップとして機能します。

まとめ
このように目標を立てる際には、「具体的かつ刺激的な本質目標」を意識し、その達成に向かうためのマイルストーンとして「具体的かつ平凡な目標」を設定することが重要です。



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