結婚式

今日、高校時代の友人の結婚式に参列した。

社会人になってから、職場が近くなり、共通の知り合いも増え、ちょこちょこ音楽をやったりしていて付き合いが続いていた。
新郎もその音楽仲間であり、仕事でも知り合いのため、新郎新婦共に知り合い。
どちらも知っている式に参列するのは初めてだったので、とても楽しみにしていた。

式は偶然にも、わたしが去年フォトウェディングを行った会場と同じだった。
チャペルも同じ(チャペルは2つあるので被らない可能性もあった)、まさかのカクテルドレスも同じ。

挙式はとっても感動し、披露宴もほのぼのした雰囲気で進行していった。
新婦は5人兄弟(!)の末っ子なのだが、とても仲の良い家族で、受付のところに飾ってあった写真も、素敵な家族写真が並んでいた。
お色直しのときも、付き添いに姉兄全員(4人。笑)を指名しており、5人仲良く中座していった。

さすがに5人こどもをもうけることは、少々現実的ではないが、こんな仲良しな家族になれたらいいなあと憧れを抱いた。
そして、夫と義実家のことを思い出していた。
夫も上に3人姉がいる末っ子なので、きょうだいが多い感じは親近感が湧く。

改めて、結婚式っていいな、と思った。

かくいうわたしはこれまでも散々書き綴っていたとおり、コロナ禍の入籍だったこともあって式は挙げなかったし、コロナ禍でなくとも挙げていなかった可能性も高い。
バージンロードとか家族への手紙とかハードルが高かったから。
そこに至る過程、準備も家族との打ち合わせは必須だが、そこで神経をすり減らしたくなかった。
もちろんコロナ禍で、人を呼ぶリスクもあったし、家族婚にはあまり興味をもてなかったし。
(夫の実家が農業を営んでいることもあり、本当に式をするとなると、会場も必然的に夫の実家から遠くない場所に限られるというのもネックであった。)

というように、いろんな理由で式を挙げなかったし、その選択を後悔しているわけではないが、今回の披露宴が素敵だったので、ちょっぴり式に憧れを抱いた。
でも、もし式をするなら、義実家+‪友達、知人の参列だったら最高だなと思った。(笑)
義実家の姉たちはおめでとうって言ってくれたかな、と写真とか撮れたら楽しかったかな〜なんてちょっと思ったりした。

 今でも相変わらず、実家では人間関係が拗れに拗れており、夫とわたしの夫婦関係と同じ人間だよね?レベルでカルチャーショックである。
夫とふたり、まったりリラックスした時間を過ごしている時に、母から、配偶者や祖父のどうしようもない愚痴が送られてくる度にその感覚になる。慣れては来たけど。

最近、子どものいる義姉2人から、ベビー用品一式あるからよかったら使ってね、という神LINEが来たのだが、それを母に話すと、とても喜んでくれ、同時に
「お母さんももう少し自分自身が違ったら、親戚とかとそういう関係が築けたのかねえ」と漏らしたので、
「メンバーにもよると思うけどね、わたしからするとお姉ちゃんたちに受け入れてもらえてると思ってるけど」と返すと、
「確かにというか、〇家(夫の実家の方)は邪がない感じだよね」と言われたので、「うん、〇〇(夫)も素直だしね」と返した。
相性もあると思うけど、父方親戚に関してはちょっとクセもあるのでこればっかりは運かなとしか言いようがない気もする今日この頃。
とにかく、 義姉たちにはひたすら感謝している。

結婚式の話に戻り。
数年ぶりに高校時代の友人に再会したが、一緒に参列した友人が、既婚者子持ち&第一子妊娠中という、わたしと状況が近い友人だったので、久しぶりでは会ったもののあっという間に会話に花が咲いた。
妊娠出産の話、家の話…etc

3年ぶりの結婚式参列だったが、この3年で友人との会話の内容がゴロっと大人になっていたことに自分でもびっくりした。こうやってみんな大人になっていくんだ…としみじみ思った。
そういえば、自分が結婚してから初めて参列する式だったんだ。
未婚の時に参列するのと、既婚、妊娠中に参列するのでは、感じ方についても違うよなあ、となんだか納得した。

今回は余興も担当させてもらい、音楽仲間と楽しく演奏することができてよかった。

とにかく、よい時間を過ごさせてくれたこと、呼んでくれた友人に感謝である。
そして、結婚して1年ちょっと経つが、夫との関係を大切にしよう、と改めて思うことが出来た。

いつか夫とふたりで式に参列とかしてみたいな〜、と、親族席を見てちょっぴり憧れを抱いたりした。
現実的な案として、3番目の義姉が結婚し式を挙げてくれることをこっそり祈っている、ここ1年とちょっと。である。

友人の晴れの日に乾杯🥂

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