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2023年7月上旬に療育センターの心理士さんとの面談を終えて、横浜市特別支援教育総合センター(通称:特総センター)へ書類を送付完了したのが7月末。〆切ギリギリでしたが、短期間で完了できたのは、次男三男の時にも提出した書類の控えを参考にしながら記入し、就学先の小学校の校長先生との面談も済ませられたのは、これまでの経験があったからだと思います。

■校長先生との面談
さて、ここで校長先生との面談について、触れておきます。
通常は小学校に連絡をして、校長先生への面談をお願いする流れなのですが、7月上旬に不登校の次男について校長先生との面談が設定されていたので、その時にお話をすることにしました。

本来ならば、別日に設定してもらうべきなのかもしれませんが、担任の先生とはメールでやり取りしていたものの、それ以外の用事については連絡手段が基本的に電話であることが行動を制限しました。電話リレーサービスを使えば済むのですが、校長先生にお会いした時に「弟のことで相談したい」と伝えればいいかなと思ったのです。

校長先生との面談を終えたときに話を切り出すと、私に時間があるならこのまま話を聞くとおっしゃってくださいました。早速お伝えすると、その年の春に三男の担任から言われた時と同様、「本人に合った環境を用意できるようにする」「特総センターには相談済って伝えてください」という言葉を頂けました。時間にして5分。話がスムーズでありがたかったです。

■時が来るのを待つまで数ヶ月間の四男の様子
特総センターから連絡が来るのは早くても9月。療育センターからの連絡も早くて10月。2・3ヶ月待っている間は動ける要素もあまりなく、ただただ日々を過ごすのみ。

ですが、この頃の四男はかなりの成長を成し遂げていたように思います。
・1桁+1桁の繰上がりの計算が少しずつできるようになる。
・10、100、1000が少しずつ分かってくる。(お金を使って考えると理解が早く、いつもお金で計算している)
・保育園で新しいことに取り組むときでも慣れるまでの時間が短くなる。
・友達とも積極的に関わるようになる。
・話し合いの場で自分の意見を伝えることができるようになる。(保育園には「子ども会議」の時間がある。)
・工作や手作業の時間も意欲的に参加するようになる。
・発表の場に向けた練習も拒否せずに取り組む。
・登園しぶりが減った。
・「嫌だな」という自分の気持ちが伝えられるようになる。
・気が乗らないことでも、気持ちを切り替えることが可能になってきた。
・折り紙をするようになる。(細かい作業を避ける傾向があったけれど、作りたい意欲、作り方を知りたい意欲が出てきて、自分で先生に「教えてください」とお願いをしたそう。)

急激な成長を遂げていると思うのは親だけかもとやや弱気になりつつも、四男の成長は希望に繋がりました。でも、保育園でも同様に言われたことで、確信できました。保育園での関わり方や園のプログラム内容に感謝することばかりでした。

自宅では、「大丈夫、できているよ!」という言葉がけを意識したり、興味を示していたトランプ遊びを楽しむ(数字があるので、喜ぶ)くらいで、躍起になって何かをするということはしませんでした。ひらがなに意識を向けられたらと、車のナンバープレートにあるひらがなを指さして、ママの「ま」だよと、気づいたときに伝えることくらいでしょうか。

次回は印象に残ったエピソードをご紹介します。

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