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個別支援級への道のり

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一般級から個別支援級に移籍するまでの道のりです。母目線での心境を描いています。
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#coda

個別支援級に転籍して1年

2022年度が始まりました‼︎ 遅ればせながら2021年度の振り返り。 この春に4年生になる三男が普通級から個別支援級に移籍したのが1年前の4月。 入学前から普通級か個別支援級かで迷っていたのですが、週1の通級+普通級として過ごすことを選択。 それでも何度もこのままでいいのか?と悩む出来事が続出し、わたし自身のメンタルも不安定でした。 もちろん1番苦しいのは三男。 三男にとって何が1番いい環境なのか、悩みに悩み、2年の担任の先生の前向きな助言で、移籍を決断。 環境の

「学校に行かないで…」と思うくらい追い詰められた理由

前回、2021年度から三男が個別支援級に入ったことを書きました。 小2までは週1回の通級と普通級で過ごしていましたが、入学前からひらがなへの興味は全く示さず、学習についていけないのではないかということを気にしていました。不安な様子があるときは、おなかをかくなどの行動が見られていたものの対人関係によるトラブルはあまり考えていなかったのが事実です。 ところが、入学後にクラスメイトとのトラブルが絶えず、学校からの連絡は必ず週に1回は来るほどでした。 保育園が1学年13人という

『変えられること』と『変えられないこと』を分けてみる

《今までの記事》 ○個別支援級に転籍して1年 ○「学校に行かないで…」と思うくらい追い詰められた理由 三男への怒りの裏にあった『自分への怒り』や『心の叫び』との葛藤。 最初に『変えられること』と『変えられないこと』、『変えられない代わりにできること』を分けてみることにしました。 耳がきこえないわたしが電話で謝罪ができないのは、どう頑張っても変えられないこと。 代理電話を使えば電話はできますが、間に人を挟んでの謝罪は避けたいので、手紙を書くしか方法はないという結論に。で

自分でも対応法がわからないから相手にも伝えられない…

《今までの記事》 ○個別支援級に転籍して1年 ○「学校に行かないで…」と思うくらい追い詰められた理由 ○『変えられること』と『変えられないこと』を分けてみた 以前に受講した講座を思い出して振り返った時に、1つの気づきがありました。 わたしが自信を持って子どもへの対応法を示せればいいんだ‼︎ということ。 実は、具体的な子どもへの対応を学校に伝えていませんでした。それは、わたし自身もわからないから。その場は何とかなっちゃうけど、よくよく考えたら同じことを日々繰り返しているん

もしかして、困り感に気づいていなかった?!

《今までの記事》 ○個別支援級に転籍して1年 ○「学校に行かないで…」と思うくらい追い詰められた理由 『変えられること』と『変えられないこと』を分けてみた ○自分でも対応法がわからないから、相手に伝えられない 1年越しにインストラクター養成講座を受講したのですが、受講して感じたことがいくつかありました。 ①もしかして、家での困り感に気づいていなかった? 日常の生活が当たり前すぎて困り感を超えて、普通の感覚になっていました。そんなもんかな?という気持ちになっていて、疲弊する

本人が一番落ち着ける環境はどこか?

《今までの記事》 ○個別支援級に転籍して1年 ○「学校に行かないで…」と思うくらい追い詰められた理由 『変えられること』と『変えられないこと』を分けてみた ○自分でも対応法がわからないから、相手に伝えられない 〇もしかして、困り感に気づいていなかった?! 先生やクラスメイトに迷惑をかけるから、個別支援級へ行った方がいいという気持ちがずっとありました。 ですが、3ヶ月間の講座を経て、わたしの捉え方が変わりました。 クラスメイトとの関わりは維持しつつも、三男が落ち着いて学校生

鉛筆の芯が…

《今までの記事》 ○個別支援級に転籍して1年 ○「学校に行かないで…」と思うくらい追い詰められた理由 『変えられること』と『変えられないこと』を分けてみた ○自分でも対応法がわからないから、相手に伝えられない 〇もしかして、困り感に気づいていなかった?! 〇本人が一番落ち着ける環境はどこか? 3年生になってから個別支援級に移籍した三男。 今は個別支援級生活2年目です 去年の今頃でしょうか… 三男の筆箱を開けて感激したことがありました。 「まん丸の鉛筆がたくさんある!!!