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ペンタクルの物語②


たくさんの契約により彼は財産を手にします。今まで稼いだことのないような財産です。


彼は自分を着飾り手にした財産を独り占めしながら奪われないように執着しながら誰にも取られないように守ります。
本来楽しみながら仕事をし周りの人を大切にしていた彼の姿はありません。


そんな彼の行動が裏目に出て事業は崩壊していきます。崩壊後の彼の姿は

寒い冬の中裸足で歩きながら教会の前を通り過ぎます。彼の長い冬です。

この辛く長い冬の間に彼は気付きます。
財産や富、豊かさを人のために使うこと。困っている人を助けること。

彼は心を入れ替えます。

分け与えることを学びます。
財産は奪われるもの奪うものではない

与え与えられて助け合うものだと気付いたのです。

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