ファッションは内面の一番外側って何?また、私を私たらしめている要素とは、一体何なのか? 自問自答ファッション講座に申込むまで

誰の言葉か不明ですが、「ファッションは内面の一番外側」という言葉があります。オシャレを愛すること、ファッションが大好きというのはもちろん私を構成する大事な要素ですが、ファッションが大好きということだけが私を私たらしめているわけではありません。自分でもいうのは恥ずかしいですが、私にはもっと多面的な要素があります。

 例えば、私は、旅をこよなく愛し、自由奔放でボヘミアンな暮らしに憧れを持っています。また、旅において、見たり触れたりした瞬間から「魂」や「物語」を感じさせるような、まさに自分の魂を揺さぶられ号泣してしまうほどのモノとの出会いもありました。私にとって、旅の魅力は、旅をすることで広がった世界や、旅先でみたり感じたりするモノの魅力であり、その町やモノや人のの特有の匂いとか、温もりとか、触れたときの感触とかでもあり、五感を使って旅を感じるということは、私にとって旅をしたいと思わせる大きな原動力の一つでした。
  そして、旅では多かれ少なかれ、非日常に近いですので、冒険にも遭遇しやすくなります。その冒険は楽しいものも、不快なものもあります(強盗にあうといったようなことですね(^-^;)が、遭遇する冒険は後から振り返ってみると、案外楽しいものだったりするのです。また、旅先で受けるカルチャーショックも、あとからみると、「革命」に遭遇したのね、私ってと思えることもあったりします。世界は広いのです。平和を愛する穏やか?な人物であると自負してはいるものの、革命や冒険という言葉をきくだけで、私の身体の中の血は湧き踊ります(^-^;。

  加えて、私には、歴史を愛し、様々な解釈が可能な歴史に時を超えたロマンを感じるという、なかなかにロマンチストな一面もあります。そして、歴史の謎について探求し、可能な範囲でその場所へ旅をしたり文献にあたったりして、私ならではの視点で追体験(妄想ともいいます(^-^;)をすることは、私の大好きな趣味の一つです。

  また、一見エレガントな路線が似合う外見を持っていますが、コミュニケーションのスタイルとしては、ざっくばらんで気取らないということが私の持ち味でもあります。この持ち味、外見からすると、かなり意外性があるようなのですが、そのことを素敵だねと褒められることもあります。

「好き」なものが多すぎて、物欲の塊からいつまでたっても卒業できず「洋服が多すぎる!」という悩みをかかえる人なので、好きや直感は当然重視するほうなのですが、、直感だけでなく、旅の私にとっての魅力のところでも書きましたように、私は五感含めた感覚を大切にする人です。だから「自分にとって気持ちのよいもの」や「自分にとって気持ちがよいこと」は、ものを選んだり、行動したりするときの基準となっていることも多かったです。
   また、自分の大切な人を失ったというような喪失体験から、今この瞬間を大切に生きることや、自分の弱くてダメな部分も含めて自分のことを認め、丸ごと自分として受け入れることの大切さも大事にしてきました。

 これらの要素は、オシャレが好きという以外の部分でも、私を私たらしめている大きな要素であり、自分で言うのは恥ずかしいですが、それらは私という人の魅力や、私ならではの持ち味に深い影響を与えているものだと思います。
そして、当然ながらこれらの要素は、私の「好き」や「似合う」だけでなく「なりたい」についても大きく影響します。気が多く多趣味な私は、どんなファッションに憧れて、どんな風になりたいとおもっているのか、自分を自分たらしめている要素を分析しながら考えてみると、その中には、かなーりたくさんの「なりたい」ファッションの要素のヒントがありました。

ということで、しつこいかもしれませんが、自分の中にある上記の要素にも言及しながら、自分の「なりたい」についてまとめてみました(^-^;

 ・ミラノマダムやパリのマダムのように、似合うを超えた”自分らしい“ファッションを体現する人になりたい。

・冒険家や革命家であることが身につけている何かを使って表現できるようなファッションを体現したい(例えば、女性をコルセットから解き放ち、機能的でありながら女性としてエレガントであることを重視して洋服をデザインしたココ・シャネルのような存在を想像してください)

・旅人な私♪ としての私をファッションでも体現したい
(旅人としての自身の洋服を考えるとき、バックパッカー(リュックを一つだけ背負って、行先も決めず旅をする人のこと)時代の経験もあり、私の場合は、旅においては、オシャレの哲学とかはどうでもよく(^-^;、機能的であること一択で手入れが、楽で心地よいことが大切でした。本当に旅に夢中な時は綺麗な恰好をする必要を私は感じません)


・歴史に時を超えたロマンを感じる人。過去にゾウを愛するあまり、タイの奥地で1週間ゾウ遣いになるという体験をしたことがあるのですが、その時に絆をもったゾウさんに6年後に再会したときに、そのゾウさんが、私のことを覚えていてくれたことについてたまらなく胸がきゅんとなったのです。そんな歴史やロマンを愛するロマンチストでもある私の一面を表現できるようなファッションがしたい♫

・少し毒気もあるキャラクター(例えば愛のある毒吐きキャラとしてキャラ立ちしているマツコ・デラックスさんのことを尊敬し、マツコさんの出ている番組は追っかけてまで見ることもあります)を愛しており、
自分をしっかり持ったキャラ立ちしたファッショナブルなマダムを見るのが大好きで、一見魔女?のようでありながらも、かっこよくて凛々しさに溢れ、モード系の洋服を纏っている女性への強い憧れがあります。だからそういう魔女のようでありながらも、カッコよくて凛々しさを持ったモード感たっぷりのファッションをしてみたい♪
(キャラ立ちしたファッショナブルマダムの
リン・スレーターさんや 
https://www.instagram.com/iconaccidental/
カルメン・デロリフィチェさんのモードな装いにはとにかく痺れました。
https://www.youtube.com/watch?v=I_AlOYA6-e8
また、アメリカンヴォーグの編集長で映画「プラダを着た悪魔」の編集長のモデルにもなった超有名なアナ・ウィンターも好きですが、その右腕ともいわれる魔女のようないでたちで、存在感をもつグレース・コディントンやその世界観も大好きです。
https://www.instagram.com/therealgracecoddington/

 なんだか、小難しいことを沢山書いていますね(⌒-⌒; )ただ、”今この瞬間を大切にして生きるということを大切にしたい気持ちも強いし、自分が心地よいと感じるものや行動を基準として、ざっくばらんで気取らずナチュラルで心地よいファッションへの憧れも持っています。

 こうして書き出してみると、自分でもよくわからないくらいに、私の内面は複雑怪奇です(^-^;

 なりたいファッションがたくさんあること自体は、受け入れようと思いますが、こんなにたくさんなりたいがあったのでは、私は一体どうすればいいのでしょう??
 オシャレ迷子さんではなかったのですが、オシャレ迷子さんになる方の気持ちがちょっぴりわかりました。

 また、オシャレについて、オシャレ大好き人間として、ものすごくたくさん考え’自問自答”しながら、生きてきたつもりだったのに、自問自答ファッション通信のサイトを読み進めるうちに、私はあることに気が付いてしまいました。

 私は、どんなふうになりたいと思って、洋服を身に纏いオシャレをしてきたのか?また周りからどう見られたいと思いながら、オシャレをしてきたのか?私は、自分のオシャレにおける確たるコンセプトがはっきりしないままオシャレをしてきたのではないか?ということに。


   そういうオシャレの仕方だから、いくらオシャレさんだねと周りに言われようとも、オシャレについての自問自答を若いころから繰り返すほどオシャレが大好きであっても、「洋服が多すぎる!」という悩みを、私は根本的に解決できないわけです。

 そこで、私は決意しましたオシャレにおける自分のコンセプトを決めて、もっと根源的な部分から、オシャレについての私の潜在意識をかきかえて、オシャレについて私の中で革命を起こそうと。

 ただ、こんなに自問自答しても解決できないのだから、一度その道の先達の力を借りてみようとも思いました。
 先人である兼好法師(鎌倉時代の著名なエッセイ「徒然草」の作者)も、
「先達はあらまほしきことなり」といっています。

 そして、私は”自問自答ファッション講座”に、エイヤ!と念力をかけながら、申し込んだのでした。


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