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ラウンド反省会:益子PGA#6(ラスト)


●プッツン4パット OUT9 パー4 (+4)

たった1ラウンドの反省会が、こんなに長くなるとは予想していませんでしたが、いよいよ最終ホール、OUT9番です。結果を先に行ってしまうと、このホールでは8打を要し最終的に9ホールあがって53というスコアになってしまいました。

8ホールまでに45打を叩いていますが、私としてはとにかく100を打たないように全力を尽くすことだけを考えていました。前半が48でしたから、50打が必須。最悪51打まで許される状況です。

太平洋クラブ益子PGAコースのOUT9番は、左に緩やかなドッグレッグホールで、左サイドは右斜面になっています。ここで私のティーショットは、斜面に突き刺さる強烈なフックボールという痛恨のミスです。しかし、この時点では、まだ冷静でした。パーは困難になりましたが一打の損は一打のみに抑えたいところです。

第2二打は、前下がりのライから7Iで上手く打てて、フェアウェイセンターに戻すことが出来ました。よしよし上出来のリカバリーです。ところが、第3打目、魔のHB26°で放ったショットはグリーン右サイドのバンカーに捕まります。疲れ始めていたのか、このスライスは今までのものとは違って体の回転が止まってしまったために、手打ちになってフェースが開いたようです。第4打のバンカーショットは、グリーンに乗るには乗りましたが、12メートル位の距離が残りました。

さて問題はここからです。このロングパットを2打で入れることに集中して打ったパット第一打は、まずまず寄ってピン手前1メートル弱につけることが出来ました。残したパットは登りの短いストレートラインで、初級者の私でもまっすぐ打ち出すことが出来れば、絶対に入ると思えるパットです。スムーズにストロークすることと、絶対に顔を上げないようにすることを意識して打ち、カップインの音を待っていましたが、あるまいことかボールはカップをオーバーして50cm位のところに止まっています。この原因は、正直、わかりません。方向もタッチも合っていたと、今でも感じています。

ここで、完全に緊張の糸が切れました。下りの短いパットを雑に叩いてファーストパットの位置に戻ってしまい、最後はピンに思い切りぶつけて入れるという乱暴さ。一歩間違えば5パット以上もあり得るような愚行をしてしまいました。

上がってみれば、総パター数は34、素晴らしくもないですが、めちゃくちゃ悪い数字でもないなあと思います。しかし、パッティングを32パットに抑えられるチャンスはありました。
パープレーを目指すなら、ラウンド30パットくらいを目標にしなければなりません。どんなにイライラしても、最後までパット数目標を諦めない心を鍛えなければならないと思いました。

よくスポーツでも武道でも、心技体と言われます。青木功プロに言わせれば、これは鍛える難易度の難しい順に並んでいるそうです。体を鍛えるのは一番簡単、技がそれに次ぎ、もっとも難しいのは心を鍛えることだ、と。いやしくもパープレーを目指すと宣言したなら、もっと心を鍛えなければならないと大いに反省しました。

次回は、このラウンド結果を明日につなげるため、ミスの原因とそれを潰すための練習について、書こうと思います。

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