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ラウンド反省会:益子PGA#1

古い話ですが、2020年6月5日に、ラウンドをした記録です。お世話になったのは、太平洋クラブ益子PGAコース。大変美しい林間コースで、プレーしているゴルファーの方々も、ちょっと玄人っぽいというかゴルフ慣れしている方が多い印象でした。
若い上手なゴルファーも多く、この人はプロ?それともプロの卵?と思わせるようなものすごいティーショットを打っている人もいて、少々コースに飲まれ気味でスタートしました。

結果を先に言いますと、48-53の101と、パープレーをすると宣言した人間ではあり得ないスコアで回ってきました。ははは。正直、悔しくて仕方がない、だけど課題がたくさん見つかったので楽しくもあります。これが明日のパープレーにつながるように、しっかり原因を分析して対策していかねば。

今回のラウンドで、大きなミスをしたのは4ホールあり、そこでトータル14オーバーしました。ボギーは仕方がないとして、ボギープレーに対してすら10オーバーしているので、これらのホールで犯したミスが、スコアを崩した主原因であることは間違いありません。

問題はここから。結果を分析、課題を発見して、目標を設定し、練習につなげていく、セルフフィードバックをして、同じ失敗を繰り返さないことが大切だと思います。これから私のミスを詳しく書いていき、皆様の参考になればいいなと思います。

今回はINスタートでしたので、10番ホールからのスタートです。
まず、第一のミスは「入れてはいけないバンカーに入れてしまったミス」 IN17 パー4 (+3)

17番ホールは、370ヤード程度のパー4で、ティーグラウンドからはピンまでほぼストレートの見通しの良いホールです。非常に特徴的なのはプレイヤーを悩ませるハザードがたった一つしかないこと。そしてそれが、優に2メートルを超える顎の高さを持つアリソンバンカーです。バンカーは、グリーンの手前に、丁度グリーンの左右を分割するように設置されていて、ティーからは、グリーン・バンカー・グリーンが三等分されているように見えます。

このバンカーに絡むもう一つの仕掛けが、ティーイングエリアから200~240ヤード地点のフェアウウェイが非常に狭くなっている点です。フェアウェイは左サイドに幅20ヤードくらいしか残されておらず、右側からラフが凸型に大きく張り出しています。さらに、ティーグラウンド左側は木立でフェアウェイへの視界が隠されているレイアウトとなっています。

つまり、デザイナーは、まずプレイヤーのティーショットの飛距離と正確性をテストし、ティーショットが短かったり曲がった場合は、二打目をラフからバンカー越えの170ヤード前後のロングアプローチを打たせるようにしています。少しでも噛んだらバンカーに吸い込まれるのは、かなりの恐怖感があります。

ここで、私の選択したルートですが、私がパー4ホールでまず考えるのは、パーオンを狙うか、ボギーオンを狙うか、です。パープレーで回るためには、後には常にパーオンを狙える必要がありますが、今の私ではボギーオンでボギーを狙って取る。最悪でもダブルボギーに抑えるのが目標です。

という訳で、このホールの選択は、ボギーオンとしました。そうすると、途端に第一打の落とし場所が広くなります。ラフでもいい、セカンドはアイアンでグリーン手前でいい、と思えば、無理に飛ばす必要はありません。当時、私は1Wを抜いてプレーしていたので、最長飛距離発生機は3Wとなります。ちなみに私のセッティングは;

3W,4HB(22°)、5HB(26°)、7I、9I、AW(50°)、SW(56°)、LW(58°)、PT.の9本です。
使えないクラブはコースへ持って行かないことを心がけています。

3Wで放ったティーショットは、プレッシャーなく振り切れたおかげで、フェアウェイセンターへ飛び、220ヤード付近のラフに直接着地してすぐに止まりました。私にとってはベストショットです。

しかしこのナイスショットが、残り150ヤード足らずという距離を残すこととなり、プレイヤーを迷わす要因となるのが、ゴルフの怖いところです。もともとの戦略から言えば、ここはAWで100ヤード打って第3打に勝負をかける、こうするはずでした。しかし2打目を7Iで打てば届く、パーが狙える可能性がある。この誘惑は強烈でした。

私が2打目地点で考えたこと。
ピンはグリーンのやや右側に立っていて、ピンを直接狙うとバンカーにかかるが、右1/3を狙えば安全だ。ライは逆目のラフでスピンはかかりそうにないけれども、飛距離は稼げそう。傾斜はつま先が少し下がっているスライスが出やすい状態で、逆に言えばバンカーから逃げる方向に球が曲がれば、安全サイドに置ける可能性が高い。

ここでパーオンを狙う戦略に切り替え、7Iを手にしました。
少し打ち上げでアゲンストだったので、しっかり振り切ろう、そう思って打った球は、意に反してややひっかかったフックで、しかも少し噛んだショット。測ったように魔のバンカーに直接吸い込まれて行きました。3打目地点にいくと、益子のバンカーは本当に手入れがよくて大目玉です。

バンカー1打目(第3打)は高い崖に阻まれて、よりにもよってバンカーと顎のキワで砂と土の混じり合った芝の根に止まりました。バンカー2打目(第4打)はクラブが跳ね返ってボールはピンから離れた方向に転がり、バンカー3打目(第5打)でも出ず、バンカー4打目(第6打)が、たまたまピン側40cmについて、なんとかトリプルボギーで収まってくれました。

さて、ここから得られる原因はなにか、学びはなにか、それを次回に書きたいと思います。

さらに今後の予告編です。ってすでに完成していますが。
●木から木へのミスの連続 IN18 パー4 (+3)
●出来ないことをしようとしたミス。4UTでフェード OUT1 (+4)
●プッツン4パット OUT9 パー4 (+4)

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