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ラウンドレポート 皐月ゴルフ倶楽部 佐野コース INコース (後編)

いつの間にかたくさんのスキをいただいておりまして、本当にありがとうございます。最近アップデートが遅くてすみません。少々焦り気味でラウンドレポート後編となります。

前半アウトでは結局54打を叩いて折り返し。パー38とはいえ50は到底切れていない。こういう時にこそ、後半は一打でも縮められるように、おろそかにしないように、カレーライスを食べながら心に誓う。

多分こういうのが、スコアアップに大事なんだ。前半では50を切れなかったら後半は切る。後半立ち上がりの3ホールが悪ければ、残り6ホールをボギーペースになるように努力する。後半6ホールをもダメなら、上がり3ホールはボギーペースで上がろう。

そしてスタートした10番ホールパー5。519ヤードの長いホールだったが、なんとなんとキレイな3オン2パットのパー。まずはティーショットが最強で、230ヤードの吹き流しを軽々と超えるベストショット。つづく5Wも、構えた時に「打てる」予感して、そのまま、コンナノ・ジブンジャ・ナイッスショット。あの構えた時にピタリとアドレスが決まった感覚はなんだったのだろう。この構えを再現するべく今後練習していこう。

11番パー3も、引き続きパー。アイアンが曲がらないと、パーを拾わせてもらえる。

ところがここで落とし穴にはまった。
パーが続くと、どうしても気をよくしてしまい、欲がでてしまう。

12番パー4は358ヤードと短め。ここでは、またしてもセカンドで使った26度のHBをひっかけてしまい、左OBに入ってしまった。その後グリーン回りでもダフってしまい、結果は8打。スコアは残念なことになってしまったが、ここで一つ大切なことを思い出した。

それは、ゴルフライターのコヤマカズヒロさんが、YouTubeのご自身のチャンネルで提唱されている『弱者のゴルフマネジメント」である。コヤマさんとは直接の面識はないものの、私のゴルフの師、石井良介プロが出演されている「試打ラボしだるTV」の企画を立ち上げた方で、石井プロに様々なクラブをどのように打って欲しいか、リクエストする役回りで出演されている。

そのコヤマカズヒロさんが仰っていた、とにかく徹底的にOBと池を避けること。もっと一般化すれば危険地帯を避けること。これをこの大事な場面で思い出せたのが大きかった。

そこで13番。こちらもパー4、389ヤードとそれほど長くはない。ただハンデ2のホールで、左ドッグレッグのブラインドでティーからはグリーンが見えない難しいレイアウト。ここでティーショットに5Wを選んだのが、「弱者のゴルフマネジメント」の考え方である。

飛距離は必要ない。曲がり角まで打てて、セカンドが落ち着いて打てるならそれでいい、と決心して打ったティーショットは、またもや奇跡的なナイスショットでトータル210ヤード位飛び、フェアウウェイに置くことができた。結果としてはボギーの5であったが、球が散ってバタバタしながらのボギーではなく落ち着いたボギーで、流れを立て直した。

14番、163ヤードのパー3も、パーでクリア。上がってみればこのラウンドのパー3ホールは全てパープレーだった。多分、自分のゴルフ歴で多分初めてである。ティーから直接グリーンを狙うパー3ホールは、簡単にはパーを取らせないように罠が仕掛けられているのが普通で、大叩きしやすい。まぐれとはいえ、自分にしては、なかなかいいプレーだと思う。

15番、最後のパー5は、ボギー。このホールでも弱者のゴルフマネジメントが奏功する。ティーショットをミスして左のラフ、アンジュレーションもややこしいところへ打ち込んでしまった。続く第2打で、普段は自動的に5Wや4HBなどの長いクラブを持ってしまうのだが、ここで9番アイアンで100ヤードを打ち、とにかく脱出することを優先したのが功を奏した。

16番パー4、370ヤードと、17番パー4、358ヤードはともにボギー。
どちらも短いホールなので、ティーショットは5Wを選択したのが正解。この日は5Wの調子がよく、このティーショットでも再びナイスショットが打てる予感がして、ほとんどストレートに近いドローボールで210ヤード以上の飛距離がだせたので、二打目は7番アイアンでグリーンの近くにもって行き、3オン2パットの整然としたボギーで上がれた。

そして最終18番ホール、パー4、358ヤード。
このホールは右がOBだが左はセーフのホールで池などの障害物もない。1Wが引っかかっても打ち上げホールなのでランも出ない。ドライバーを握っても充分安全だと考えて振り切ったら、吹き流しを大きく越えて240ヤード以上のベストショットが打てた。ランは若干のマイナスである。
Epic Max LS、恐るべし。いやー気持ちよかった。

今にして思えば、ここまで5Wで大きなミスをせずティーショットを打ち続けてきたことが、1Wに持ち替えても同じようにプレッシャーも力みもなく、気持ちよく振り切れたのだと思う。このあたりになると、一打打つたびに「弱者のゴルーフ・マネジメントォォ」と小声で歌うように言い聞かせながらプレーしていた。

そして結果はパー。最終ホールがパーであがれると、気分が晴れる。
そしてえーとスコアは、と。
ゼロゼロ4オーバー1オーバーゼロ、、、で、おおっと44だ!
45を切れている!前半の54と合わせて、98打だ。なんとか100を打たないようにする目標が達成できた。

いやみんな、コヤマカズヒロさんの「弱者のゴルフマネジメント」を見よう、まじで。

現在は、Vol.10(2021年11月現在)まであります。コヤマさんのひょうひょうとした語り口と構成の素晴らしさ、そして内容の濃さ、どれをとってもお勧めです!

皐月ゴルフ倶楽部佐野コースは、PGMのコースだけあってコンディションもとてもよく、あまり詰め込みせずスムーズに回れて、とても楽しめました。
前回書いたように、個性たっぷりの超ウルトラロングホールも用意されていて、それを体験した人にもお勧めです。ティーショットから遙か彼方のグリーンに向けて、なんどもロングショットを放つ体験は、唯一無二のものと思います。

他方、そのホールを実現するためには広いスペースが必要なので、他のホール、特にINのパー4ホールは全体的に短めでした。OUTとINでスコアに起伏がつきやすいコースなのかもしれません。とはいえ、これは欠点と言ってしまうと言い過ぎで、どちらかといえばティーショットに選択するクラブの幅が広く、1WからHBまで、様々な戦略が試せるとも言えます。

私は今回、5Wの調子が良かったと書きましたが、もしかするとFWを使う機会が、他のコースと比べて格段に多かったからなのかもしれません。また、皐月ゴルフ倶楽部・佐野コースへは、パー7のリベンジを含めて訪れたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。もし気に入っていただけたなら、「スキ」評価や「フォロー」をどうぞ宜しくお願いします。


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