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JAPHICマーク認証事業者様インタビュー♯2 【ICVコンサルティング株式会社 様 後編】

『事業者様の働きかけによって、とある自治体さんの入札条件でJAPHICマークがOKになりました!』との事で、詳細を伺うべく、ICVコンサルティング株式会社様へお邪魔してきました!
エネルギー溢れる社長様のお話と、JAPHICマーク(第三者認証)が入札の要件に入るまでの活動のお話しを、前後編2回にわたってお届けします😊
≪前編はこちら≫


河口様は大阪にいらっしゃるとの事で、リモートでお話を伺いました😊

J:それでは、実際の大阪府で要件として認められるまで、どのような経緯があったのでしょうか?

河口様:まず、大阪府の方にアプローチをかけるということで、アポイント先の選定に入りました。最初は大阪府の方の、契約局と言われる所も含めて色々な課にひたすら電話をかけていって、電話先で「JAPHICマークという個人情報保護の第三者認証があるので、入札の要件として認めてください」というお話をさせて頂きました。
ただ、 (色々な課に)電話をしたのですが、どの部署からも「こちらでは取り扱いをしておりません」とたらい回しの状態で。
それでも一週間くらいかけ続けていたら、一つの部署の方がお話を伺いましょうと言って下さったんです。そこで直接お伺いしますということで、河野さん(JAPHICマーク認定審査員)と一緒に行かせて頂きました。

J:そうなんですね!私たちも各自治体の担当者様にお願いであったり、説明資料をお送りしたりとしているのですが、なかなか機構だけで伺っても断られることが多いので。
そこ(お話を聞いて頂ける)までなかなか行かないんです。

河口様:そうなんですね。ただ、私たちもそこで一回たらい回しになりまして(笑)
お話を伺いましょうと言って下さった部署の方にお話ししたところ、契約局が担当ですということ言われて契約局に伺ったのですが、契約局では取扱いをしていないと言われて。
そこでまた戻ってお話しして、やはり契約局ですという事なので、再度契約局に行ってお話しさせて頂きました。

大阪の入札契約センターで一枚📸大阪府ではこちらの部署が入札に関しての取り決めを行っているそうです。

河口様:そこ(再度契約局に行く)までもいくつかの部署を回りましたし、何度も同じやり取りをしている中で、(同じ個人情報の第三者認証であるのに)なぜ認めて頂けないのかと食い下がったところ、契約局の別の方とお話しをさせて頂けることになりまして。
出てきてくださった契約局の担当者の方がJAPHICマークというものを調べて頂いていたのか、個人情報に関する認証ということを認識しましたという事で、入札の参加資格に入れて頂けたという流れです。
具体的にJAPHICマークという文字は入らないのですが、大阪府ではJAPHICマークを入札の要件として認めますという事になりました。

J:ご尽力いただきありがとうございます!
JAPHICマークを認識して、入札の要件に認めて頂くまではある程度のやりとりは必要という事ですね。

河口様:そうですね。大阪では契約局が鍵を握っていましたが、どの自治体さんでも入札管理をする部署というのは必ずありますので、そこへアプローチをかければ認めて頂けるという事はあると思います。

今井様:ただ、大事なのはある程度権限のある方とお話しをすることです。
なので、入札する事業者がきっかけとなって話を進めていくことが必要かと思います。
入札案件によって契約局であったり、入札を出す部署であったりと、要件を決められる権限のある部署は変わってきますので、自治体に合わせた動きが必要ですね。
あとは、「粘り強くお願いする」「出来るまでやる」というのがキーワードかな(笑)

J:私たちも先程お話しした通り、今まで自治体さんとの交渉は多く行ってきているのですが、機構だけで伺ってもお話を断られてしまうことが多いので、認証事業者様からご依頼頂ければすぐにでも動く準備は出来ておりますので。

河口様:そうですね、我々としてもしっかりJAPHICマークというものについてお話ができるので、同席頂けるととても心強いです。
大阪府が認めてくれたので、今後は大阪府以外にも広げていきたいと思っています。8月から堺市をはじめとして関西地区の主要都市、神戸、姫路、と入札に参加していきますので、(JAPHICマークを)広げていきたいと思っています。

今井様:やはり一番は(JAPHICマークを)官公庁が認識することが大切ですね。
官公庁が認識すれば、その仕様を見た民間の企業さんにも浸透していくと思いますので。
民間の企業さんがJAPHICマークを知れば、コスト的にも負担はないし、実務に即している仕組みにもなっていますし、取得への取り組みもしやすいので、取得される企業さんは沢山いらっしゃると思います。
是非認証拡大を進めていってほしいですね。



名刺には「無駄に及ばず」の文字が。
これは織田信長の名言の「是非に及ばず」にならい、「無駄に及ばず」という言葉にしているそうです。
これは無駄なことを省いて効率を上げ、世の中の様々なコストの削減に取り組んでいこうという今井社長の理念を示しています。
JAPHICマークはそんな理念にぴったりの認証ですね^^
ICVコンサルティング株式会社様、長いお時間取材させて頂き、ありがとうございました!


JAPHICマーク認証機構では、個人情報の取り扱いに関するトピックス(ex.取引条件にJAPHICマークが入っていました!うちではこんな独自の取り組みをしています!等)を募集しております。
是非お気軽にJAPHICマーク認証機構事務局まで(info@japhic.or.jp)ご連絡下さい😊

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