新型コロナ感染被害と少子化加速が続いた場合、世界人口は2070年代から減少が始まり、予測より早くなる

2022年7月11日、国連が2030年には世界人口が85億人、2050年には97億人、2080年代には104億人をピークを迎え、その後は緩やかに人口減少する予測が出ました。今までは2100年がピークになるとの見通しでしたが、パンデミックと途上国が予測以上に少子化が進んだため、下方修正となりました。

個人的にはそれ以上に人口減少が早まると推測しています。なぜなら新型コロナは今後も共存することになり、従来より死者数が多い状況が続くからです。

また出生数も大幅低下した2020年と比べて約1割以上減少しているみたいです。おそらく1年ごとに1200万人の出生が抑制されるのでしょうか。 


コロナ被害と出生減少込みで試算すると..

コロナと共存し始めた2022年のデータに加えてコロナ死者数より2倍超過死者数が出ている傾向があり、毎年全世界人口の約0.04%(人口が80億人なら年間320万人)が亡くなるでしょう。

また出生数も大幅低下した2020年と比べて約1割以上減少しているらしく、おそらく1年ごとに1200万人の出生が抑制されるのでしょうか。 

世界人口推計(個人試算)
2030年85億人→83.7億人
2040年92億人→89.1億人
2050年97億人→92.5億人
2055年99億人→93.7億人
2060年100億人→93.9億人
2065年101億人→94.1億人
2070年102億人→94.3億人
2075年102.7億人→94.1億人
2100年100億人→88.4億人
2200年予測→60億人
2300年予測→31億人

ということになりますので、おそらく予測より10年早く人口減少は開始されるでしょう。2070年代前半にピークを迎えることとなります。

22世紀は世界で人口減少ラッシュが始まり、アフリカや中東、中南米の途上国から欧米などへの人口移動が起きるでしょう。今の日本と同じで収入のために豊かな地域へ移住するのです。

22世紀中頃になると人口はさらに減少した影響で地球温暖化に伴う気温上昇は減少へ転じるでしょう。

23世紀はアフリカや中南米で過疎化して人材誘致が課題になると推測します。一方で欧米などの先進国は都市部集中を懸念して途上国への移住支援を行う気がします。


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