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あえば直道(共和党全米委員会顧問)使命に燃える男の人生

アメリカ大統領選挙は民主党のバイデン氏が当選し、上院下院ともに民主党が掌握したことで、共和党は野党に転落しました。トランプ政権の時からトランプ大統領の政策を一貫して支持し、今回の選挙では、不正選挙であると盛んに訴えているのがあえば直道さんです。あえば直道さんの歴史は、逆境からの巻き返しが特徴的ですが、どのような人生を歩んできたのか、振り返ります。

使命に燃える男の原点

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トランプ大統領が敗れ、ホワイトハウスを去ることになっても、決して諦めず、不正選挙を訴え続け、バイデン政権への批判を最前線で行い続けるあえば直道さん。そこには、「草の根保守主義」を日本に根付かせたいという使命が根底にあるわけですが、使命を大切にし、頑張り続けられるのにはちゃんとした理由があります。その理由は、幼少期に隠されています。

あえば直道さんは1967年1月5日生まれで、現在54歳です。あえば直道さんの父親は弁護士で、あえば直道さんが生まれた頃には司法試験に合格したばかりでした。司法試験に専念するため、あえば直道さんの母親の実家から援助を受けており、全幅の信頼を集めており、その期待に応えます。あえば直道さんの父親は弁護士として活動し、プライバシーに関する著書や医療関係の本も出版しています。その結果、顧問弁護士として医療関係、保険会社の裁判を担当し、裁判では高い勝率をマークするなど、全国を飛び回る活動を行っていました。あえば直道さんは父親から、指名の大切さを説かれ、自分の中にも使命があるはずだと語りかけられます。これがあえば直道さんが使命に燃えるような原点だったわけですが、最初から使命に燃える男だったわけではありません。

あえば直道さんは慶應義塾幼稚舎に合格し、小学校から慶應ボーイとしてエスカレーターに乗り続ける、いわゆるエリートです。しかし、他の同級生もエリートなので、エリートの中でのサバイバルが行われるようになります。すると、あえば直道さんよりも早くから英才教育を受けてきた同級生が多かったために、あえば直道さんは早々に埋没してしまいます。残酷なまでに離されていく様子に、あえば直道さんは成す術がなく、次第に劣等感に襲われていき、「あえバカ」というあだ名で呼ばれるようになります。家ではドラマやアニメ、音楽番組ばかりを見て、成績も上がらず、運動もまるでできない、まさに負のスパイラルがあえば直道さんを襲い続けたのです。

それは中学に入ってからも同じで、余計に勉強ができず、中学から慶應義塾に入ってきた人たちにもあっさりと抜かされる日々。高校生になっても成績が伸びない、そんな中であえば直道さんは2人の死に直面します。それがあえば直道さんの祖父です。父方の祖父も母方の祖父もほぼ時を同じくして亡くなってしまったのです。ただここで、あえば直道さんは考えます。祖父2人は自分の自堕落な様子を見ているかもしれない、これでいいんだろうかと。その時、使命に目覚めれば人生は変えられるという言葉に触れ、ここでようやく父親から言われた使命を思い出します。あえば直道さんにとって、まだこの時点では具体的な使命に気づいていないものの、何かやらなければならないという使命感で高揚するようになります。

使命に燃える男の巻き返し

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当時、あえば直道さんは弓術部に入っていました。といっても、誰もやっている人がいないから優劣が出にくいという後ろ向きなもので、しかも、高校になってからは非常に厳しい環境に身を置くようになっていたのです。そこで改めて弓道に向き合うことを決め、毎日のように弓道の練習を行うようになります。最初は的中すら難しい中で、段々と的中率を上げていき、最終的にはすべての矢が的に当たるようになり、弓術部のレギュラー、エースへとなっていきます。インターハイに出場するなど、あえば直道さんの必死の努力が報われました。

この成功体験をきっかけに勉強にも熱を入れるようになったあえば直道さんは、必死にノートをとり、周囲の人間から目の色が変わったと指摘されるようになり、念願だった慶應義塾大学法学部への進学を決めます。もしも使命感に目覚めていなければ、少なくとも慶應義塾大学法学部へは進学できていなかったかもしれません。大学生になってからは弁論大会で結果を出すなど、高校時代の成功体験はあえば直道さんの人生を大きく変えることになったのです。

アメリカ大統領選を見つめる先には

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あえば直道さんがアメリカ大統領選挙を追いかけるようになったのは2012年のアメリカ大統領選挙でしたが、アメリカの政治に興味を持つようになった2010年からと言われています。英語ができない中で渡米し、現地で英語の勉強を行い、活動をつづけたあえば直道さん。最初は何のコネクションもない中で活動をしていましたが、知り合いのツテを頼って様々な集会に顔を出し、たまたま共和党の関係者がいる集会でスピーチを行う中で共和党とのパイプができます。2012年の大統領選挙では共和党の候補者はオバマ大統領に惨敗し、選挙で敗れることのくやしさを感じ取りました。もしかすると、あえば直道さんの中に劣等感にまみれた幼少期の自分がフラッシュバックしたのかもしれません。

次の大統領選挙を見つめる中で、トランプ氏の存在感、ムーブメントを肌で感じ取り、トランプ氏が泡沫候補扱いをされる中、トランプ氏が大統領になるという確信を持つようになります。メディアでも盛んにトランプ氏を推し、当時の民主党候補だったヒラリークリントン批判を行っていきます。それが実ったのか、トランプ氏は当選、トランプ氏の大統領としての4年間が始まりました。

この4年間はあえば直道さんにとっても充実した4年間であり、楽しく仕事をこなし、アメリカや日本、アジアの保守政治家とタッグを組んで、草の根保守主義の実現を目指してきました。その最中、トランプ氏は2020年のアメリカ大統領選挙で敗れます。当初トランプ氏優勢で開票が行われ、段々とバイデン氏の得票数が伸びたことを受け、これは不正投票であると盛り上がり、あえば直道さんもその論陣を張ります。アメリカの裁判所は不正投票を一切認めず、失意のまま、トランプ氏はホワイトハウスを後にすることになりました。現在もあえば直道さんは不正選挙を訴え続け、バイデン政権に対してはこれまでとは一転して鋭い批判を展開するようになります。トランプ氏のやってきたことを全肯定してきたのとは対照的です。まだあえば直道さんの中に使命感があるとすれば、次は2024年でのトランプ大統領復活なのかもしれません。

まとめ

あえば直道さんは基本的にアメリカ政治を追い続ける一方、日本の政治などにも目を向けており、何かと憂いています。YouTubeチャンネルではアメリカ政治以外にも目を向けることを宣言しており、今後はアメリカ政治以外の見解を定期的に知ることができるようになるでしょう。あえば直道さんの人生はここからが本番と言えるのかもしれません。

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