みのもレポート - 2012年5月 東北被災地支援

みのもとみこさんは、貫井南教会会員でBIC早稲田集会アゴラのメンバーであり、音楽を通して被災者支援活動を続けておられます。

5月19日(土)
午後、東京出発。

今回は、田中よね子さん(貫井南町教会会員)、嘉悦なつ美さんと一緒です。
田中さんは、今回で4度目。おもに車の運転をして下さるので大助かりです。

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東北自動車道、長者原サービスエリアで、明日の陸前高田キリスト教会でメッセージされる神田英輔先生(元国際飢餓対策機構代表、現在「声なき者の友」の輪代表)ご夫妻と合流。

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5月20日(日)
一関のホテルに宿泊。
昨年は泊まり客すべて、作業服の男性だった。今回は親子連れやカップルもいました。
朝八時出発。
陸前高田キリスト教会礼拝にて、奏楽奉仕。

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説教は、神田先生です。

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教会に着く前に、いつも地元の野菜や梅干しなどをたくさん買います。仮設住宅に住んでいる方や、お会いした方々に配ります。

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午後3時より、大船渡市三陸町吉浜在住の小松邸(古民家112年)でコンサ-ト。
よく手入れされた庭のお花が一斉に咲いて見事!

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今年2月に、フラダンスの小笠原さんに連れられて、近所の小松邸へ。
一曲所望され、「さくらさくら」を演奏したら、是非コンサートを、と申し出があった。
「毎月大槌町の仮設住宅でお会いしてフラをやっている皆さんも一緒にいかがでしょう。」
との私の提案に、小笠原さんも大賛成。今日の運びとなった。
小笠原さんが私のために用意して下さった洋服を着て、トークと演奏。

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演奏会後、フラダンスの皆さんと用意してくださった食事を頂く。

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この日、釜石市、大槌町、花巻、北上、陸前高田など、遠くから新聞を見て、100名以上の方がいらして下さった。
去年の4月、最初に大槌町の避難所を訪れた時には歌えなかった「ふるさと」を、今回は会場の皆様と声高らかに歌う事ができた。被災地で初めて歌った私の「故郷」でした。

夜は大槌町仮設住宅に泊めて頂く。

5月21日(月)朝

仮設住宅のセンター「和のっ子ハウス」で被災された方が生活の糧のために作られた作品をすべて買い取り、帰路へ。
生活のための作品は、訪れる人のない仮設の事務所に貯まるだけになっていた。
事務所の若い職員さん(全員仮設に住む)が、「事態は何も変っていないのに、忘れ去られていって、これから私たちはどうなるんだろう!」と、三人とも同じ事をおっしゃっていたのが印象的でした。

みのもとみこ

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