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プレイオフ展望 and チームアイデンティティ

最近短期間でnoteを連発してますが、メンズエステでお金を使いすぎて金欠なわけではありません。嘘です。
良いお仕事紹介してください。投げ銭してください。

注1:今回のnoteは今までで最も文量の多いものに仕上がりましたので、最後まで読んでから投げ銭する必要はありません。
どしどし好きな部分だけ読んで投げ銭してください100円の投げ銭よりクリエイターサポートのほうが好きだっていうのも一応言っておきます。
好きなところだけ読みやすいように、今回の見出しはシンプルにしております。

注2:今回のnoteには写真などは必要ないと判断しました。
しかし、week18の興奮が醒めておらず、いくつかの箇所で無意識のうちに無関係な写真を入れてしまっている可能性がある旨、ご了承ください。

チームには理想の勝ち方というものがある。

NFLには全方位で強いチームは存在しない。だからこそチームアイデンティティが必要。

さてさて、日本が成人の日を迎えた1月10日、NFLの18週間におよぶレギュラーシーズンの熱戦が終了しました。
プレイオフに進んだ14チームのファンの皆様、まだ続く狂気を満喫してください。

進まなかった18チームのファンの皆様は、その狂気を外からみて笑いつつ、来季に向けたオフシーズンモードに頭を切り替えていきましょう。
オフの話題といえば新任GM/HCと人材補強。
この時にポイントになるのがチームのアイデンティティです。

NFLは収益面で世界一成功しているスポーツリーグと言われていますが、その成功を支えている理念としてたびたび挙げられるのが「戦力拮抗 (parity)」です。
「Patriotsばっかり優勝して戦力拮抗なんかしてないじゃないか!」という声がたまに挙がりますが、それはズルしているからです。
プレイオフを入れても最大20試合程度しかない中、1972年のドルフィンズを最後に無敗でシーズンを終えたチームがないこと(無勝は合衆国中西部ではたまに観測されますが)や、今年もcircle of parityが12月上旬に完成したことからも、約束された勝ちなどないということがよくわかります。
ちなみに映画タイトルになった”Any Given Sunday"はフルでいうと"On any given Sunday, any team can beat any other team"で、たとえオッズがどちらかに偏ってても、試合をするまではどのチームにも勝つ可能性があるという意味です。
特に、インディアナポリスあたりの人は今頃それが身に染みているんじゃないでしょうか?

レベニューシェアリング、ウェーバー制ドラフト、ハードキャップなサラリーキャップ制度などの戦力拮抗策の結果、ソフトバンクホークスやレアル・マドリードのようなオールスターメンバーのチームが存在しない中、理想の姿(≒勝ち方)を目指し如何に戦略的にチームを作っていくかが、勝負の肝となっています。
その目指す姿こそがチームアイデンティティです。

今シーズンのTwitterを見ていても以下のようなツイートが見られました。

今回のnoteでは、こういった事象や説の裏にあるチームのアイデンティティとはなんなんだという点と、スタッツ、戦術、インタビュー内容、人材などから、プレイオフチームのアイデンティティを簡単に紹介したいと思います。
なお、チームのアイデンティティはチーム作りにおいて目指す姿であって、実際の結果とはイコールではありません
ハイスコアゲームで勝つつもりが、点が取れないチームもいれば、失点がそれ以上になるチームもあります。
ロースコアゲームに持ち込みたいのに、大量失点してしまいパスが多くなるチームもあったりするものなので、結果とイコールでないことはご留意ください。

※チーム作りってのはめちゃくちゃ複雑なので、このnoteは初級の導入編程度と思ってください。


ロースコア型かハイスコア型。極端に言っちゃうとそれしかない。

試合終了時に相手より多く点をとっている。
その目標を達成するにおいて、勝ち方は極端にいうと3つしかありません

  1. 高得点x高失点 >> ハイスコア型

  2. 高得点x低失点

  3. 低得点x低失点 >> ロースコア型

2の高得点x低得点こそすべてのチームが目指す先ではあるものの、戦力拮抗策の効果があり難しいのがNFLの実情。
そこで各チームは、1のハイスコア型か3のローコスア形を目指すことになります。
なお、対戦相手によって戦略は変えることもあれど、人材は固定化していること、戦術は導入に時間がかかることから、シーズン中にドラスティックに変わることはありません。

ランオフェンス主体のチームは基本的にロースコア型。

フットボールにおけるオフェンスのプレイというのは大きく分けてランとパスの2つに分かれます。
それぞれの特徴ゆえ、ラン・パス、どちらを主体とするかでチームの勝ち方というのは得てして絞られます
※なお、NFLにおいてはパス主体がそもそものメインなので、本当の意味でラン主体というチームは厳密には存在しません。ここでいうラン主体とは実際はバランスアタックになります。

  • ラン主体のオフェンスの特徴:
    ※なお、これらの特徴はオフェンスがある程度成功しているという前提。

    • 得点期待値はパスに比べ低い:パスに比べ一回平均で取れるヤード数が低く、一発TDの可能性も低い。平均4.5ydとっているチームでも3回ランすれば毎回1stダウンを獲得できるというわけでなく、0ydのプレイを一回挟めば4thダウンを迎えてしまう。ディフェンスが前に向かってくるレッドゾーンに入るとゲインするのも難しくなるため、FGが増えてくる。

    • パスに比べ、一回一回のドライブで時間を使える=相手の得点期待値も下げることができる:パスは失敗するたびに時間が止まるのに対し、ランはインバウンズでさえダウンすれば時計が進むため、相手に与える攻撃の時間を少なくすることができる。

ラン主体のオフェンスは上記の特徴から、ロースコアの競った展開にもっていくことが多いです。
逃げ切りモードに入ると、相手に反撃のスキも与えずに勝てることも。
一方で、大量得点が必要な追いかける展開には弱い(自分達の攻撃に時間がかかるため)。
こういった背景から、ラン主体のチームはディフェンスが強力なチームが多いのです。

パス主体のオフェンス。それはQBの力量次第。

ではパス主体のオフェンスはどうかというと、基本的には、ランの反対の特徴があります。

  • パス主体のオフェンスの特徴:
    ※なお、これらの特徴はオフェンスがある程度成功しているという前提。

    • 得点期待値はランに比べ高い:ランより平均獲得ヤードが高いことに加え、一発の脅威があります。ランプレイでタックラーを一人外しても、通常は2~3yd追加で取れればいいところですが、パスの場合は、ファーストタックルを外せばTDということも珍しくありません。

    • ランに比べ短い時間で得点できるが、一方で時間消費には向いていない:パスは一発でTDに行ける可能性がランに比べ高い上に、失敗するたびに時間が止まってしまうため、相手にあまり時間を残したくない時に向いていません。

この結果を単純に捉えると、パス主体のオフェンスは、ハイスコア形の展開に強く、短時間で点がとれるため、短時間で大量得点の可能性がある、と言えます。

ただし、実際のパスにはいろんな距離のパスがあり、ロングパスになればなるほど一発TDの可能性が高まる一方で時間が消費できない可能性が高まり、ショートパスになればなるほどランプレイの特徴に近くなります(成功確率が高まる分、獲得ヤードは短い)。
ショートパス主体のオフェンスはランに近いコツコツ型になりますし、ロングパスをよく投げるチームは一発型のチームになるわけです。

QBがロング、パス両方を投げる能力があるチームは、戦況に合わせて大量得点狙いと時間消費狙いを切り替えられる。だからこそ高い能力のQBがいるだけでチームがスーパーボウルに近づくと言われているわけです。

ディフェンスは基本的には受け身。でもタイプというものはある。

仕掛ける側であるオフェンスがランプレイ/パスプレイを自分達で選べるのとは対照的に、ディフェンスは受け身となるため、ラン・パスのどちらかをおざなりにすることができません。そのためシチュエーションに合わせた人材をほぼ全てのチームが配備しているわけです。
e.g. ランストップ用のDL、パスラッシュ専門のエッジラッシャー、5-6人目のDB などなど

しかし、前述した通り、オフェンスの展開によって自分たちのおかれるシチュエーションをある程度コントロールすることはできますし、リソースの強さによって分類は可能です。
大きな傾向としてバランスorパス重視×パッシブorアグレッシブで分類できます。

バランス型ディフェンス

ラン・パスどちらもある程度守ろうという基本的なディフェンス。
なお、パスハッピーなリーグであるNFLにおいては、ラン重視型というのはNFLには存在しない。

パス重視型ディフェンス

強力なパスオフェンス(ハイスコア型)のチームに多いタイプ
相手チームも得点力に追いつこうと、自然とパスが多くなることから、そこにソースを多めに配分したディフェンス。
言い換えるとランに弱いディフェンスというのは秘密。
接戦やオーバータイムには弱い。

パッシブな(守りの)ディフェンス

ショートゲインはある程度しょうがないので、ビッグプレイを止めることを最優先とする考え方。
リスクを高めるブリッツやスタンツなどは過度に行わず、ベースディフェンスで守ることが多い。

強力ディフェンスはこのタイプが多い。
なお、強力ではなくともTDを与える数が少ない場合、"bend but don't break"(曲がるけども折れない)と表現されることも多い。

アグレッシブな(攻めの)ディフェンス

リスクは背負ってもしょうがないので、ディフェンスサイドでのビッグプレイを狙っていく考え方。
ブリッツやスタンツを積極的に使いながら、パスカバーもディスガイズしていく。
ビッグプレイが起きる可能性が高いとともに、経験不足のQBにはかなり効くことも。
ターンオーバーを狙うディフェンスや、人材が揃っていないディフェンスでマンパワーを補うスタイルとして活用されることが多い。

スペシャルチームはオフェンスディフェンスを有利に進めるフィールドポジションゲーム

最後にスペシャルチームについて少し。オフェンス、ディフェンスに次ぐ第三のチームとして大事なスペシャルチームですが、チームビルディングにおいてはミスをしないことが第一です。有利なフィールドポジションの獲得によって、得点/失点の期待値をコントロールする要素です。

なお、唯一毛色が違うとしたらフィールドゴールでしょうか。
決められる距離が長ければ長いほど、得点期待値が上がります。
レイブンズは優秀なキッカーのおかげで敵陣にさえ行けば得点が入るような状態なので、ラン主体のロースコアゲームを展開するチームとしてはかなり心強いですね。


プレイオフチームのアイデンティティと個人的展望

前段が長くなってしまったが、ここから本題(?)。
今回のプレイオフチームをここまでで述べたチームタイプで紹介しつつ、プレイオフに向けた展望をまとめてみました。
AFC → NFC の順番でシード順に行きます。

※本当は前半部分だけにするつもりだったので実はこっちがサブ。

Tennessee Titans

ラン主体ロースコア型オフェンス × パッシブなバランス型ディフェンス
かつてのNEのような、QBの調子に左右されない堅実なチーム。
特筆すべきはオフェンスディフェンスともに3rdダウンで無類の強さを発揮していること。
相手が強いチームばかりになら上に、PIの反則が緩くなりがちなプレイオフで、果たしてこのスタイルが継続可能なのは見ものである。
ただ、3rdダウンが強かったのではなく、1,2ndが弱かった可能性も。
RBヘンリーの復帰でそこが変わるのか、はたまたRBの怪我からの復帰はそう簡単じゃないのか。
1stシード特有のバイウィークがどれくらい活きるかがポイントになるか。

Kansas City Chiefs

パス主体ハイスコア型オフェンス x アグレッシブなパス重視型ディフェンス
このスタイルが定着して丸4年。なかなか攻略されないのはやはりマホームズというスーパーQBのおかげか。
軸となるプレイを持たないサーカスオフェンス、困った時のケルシーなどもあり、ロースコアで抑えるのは諦めるレベル。
攻略するには如何に殴り合いで勝つか。
一方でディフェンスはイマイチ。でも、点差つけたらランしてかるオフェンスもいないから。
焦ったところをゾーンカバーでインターセプト。
ポゼッション数で上回ればうちのオフェンス力に追いつかないよね?的な。
大きな戦力ダウンの怪我もないので今年もかなりの存在感を放ちそうだ。

Buffalo Bills

パス主体ハイスコア型 x ニュートラルなバランス型ディフェンス
ジョッシュ・アレンのイメージが強いビルズですが、実はディフェンスがめちゃくちゃ優秀です。
今季はリーグ屈指のCBホワイトがシーズンアウトになったにも関わらずリーグNo. 1ディフェンスを構築した。
問題はQB依存の強いパス主体オフェンスにもかかわらずQBのムラっけが強いことか。
そのQBアレンも、絶好調の時はリーグNo. 1といっても過言ではない。
噛み合っている時はAFC最強か。

Cincinnati Bengals

パス主体ハイスコア型オフェンス x パッシブなバランス型ディフェンス
オフェンス力では、どことでも渡り合えることをKC戦でも証明。
優秀なRBミクソンがいるものの、それ以上に優秀なパッシングユニットを有しており、3人の1000ydレシーバーをカバーで押さえ込むのはかなり苦労するだろう
ポイントはOL。正直弱い。ボビー・ハートがいなくても弱い。
幸い、DLユニットが強力なチームがプレイオフには少なく、案外なんとかなるかもしれない。
なお、チームとしては伝統的にプレイオフで弱いが、若いメンバーたちでそんなこと誰も気にしてないだろう。

Las Vegas Raiders

パス主体ハイスコア型オフェンス  x パッシブなバランス型ディフェンス
今季どこよりも逆風と戦ったチーム

プレイオフ進出で十分ドラマチックだが、それを超えるドラマを作れるか。
オフェンスは圧倒的なパスキャッチャーはいない(あえていうとTEウォラー)が、多彩な武器でショートからロングまで対応可能。
逆にいうと、ディフェンスも的を絞りやすいか。
ディフェンスはパッシブな部分を、特にDEクロスビーを中心に運動量でカバーしているが、KCには二度の惨敗を喫しており、ハイパワーオフェンス相手には厳しい戦いが予想される。

New England Patriots

ラン主体ロースコア型オフェンス x ニュートラルなバランス型ディフェンス
強力なディフェンスを有しており、オフェンスはとにかくミスをしないことが勝ちのフォーミュラとなっている。
新人QBジョーンズはミスも少なく、クイックリリースでショートパスを通していくが、奥を狙えるターゲットはおらず、オフェンスの爆発力は14チーム中最弱か。
一方、ディフェンスは硬い上にターンオーバーを狙うことを忘れないアグレッシブさも持ち合わせている。
地力では少し劣るが、試合巧者っぷりを発揮しロースコアに持ち込めたらワンチャンスあるか。

Pittsburgh Steelers

パス主体ハイスコア型オフェンス  x ニュートラルなパス重視型ディフェンス
QBビッグベンのクイックヒットのパス
を若いレシーバー達のRACで点獲得を狙うオフェンスをここ数年展開しているが、ベンの肩と共にここ数年攻撃力は右肩下がり。
ディフェンスはサック、インターセプトともに個人の能力で狙えるスター選手を擁しており、プレイオフで勝つには彼らの活躍が必須か。

AFC予想

総合力でリードするチーフス、ビルズに加えて、第一シードのタイタンズの三者による戦いになると見ている。
シード順的にも、チーフスとビルズがタイタンズと当たるのはカンファレンスチャンピオンシップということで、バイウィークのアドバンテージがなくなるとタイタンズはきついか。実質AFCCはディビジョナルラウンドでのビルズ対チーフスになると予想する。勝ち予想は希望も込めてビルズと予想する。

Green Bay Packers

パス主体ハイスコア型オフェンス  x パッシブなパス重視型ディフェンス
QBロジャーズを軸に展開するパスオフェンスはショートからロングまで多彩。
もはやロジャースが投げれば全員プロボウル級に見えてくるが、そんな中でもWRアダムスのホットラインはNFL史上屈指ではなかろうか
ランの代わりにもなる彼らのホットラインを抑えるのは極めて優秀なCBがいない限り苦しい。
ディフェンスは、これまで課題だったラン守備を今季は改善。
まだ強いとは言えないラン守備だが、オフェンス力との兼ね合いからは十分だろう。
冬のランボーという強烈なホームフィールドアドバンテージがある中、不安要素があるとすれば、バクティアリの回復具合と、ロースコア型のチームとの戦いだろうか。

Tampa Bay Buccaneers

パス主体ハイスコア型オフェンス  x アグレッシブなバランス型ディフェンス
44歳でも小気味よくショートパスをスパスパ通すQBトム・ブレイディ。
リーグでも最も高いパス比率のオフェンスを見事に指揮している。
レッドゾーンでのINTがないことも脅威的だ。
ディフェンスのバランス含めるとグリーンベイよりプレイオフ向きという見方もできるが、WRゴッドウィンとブラウンの離脱によりショート〜ミドルレンジのパスキャッチャーが一気に減ってしまったことで気になる。
素晴らしいQBではあるが、ターゲットがいないと勝てないことは2年前に証明済みある。

Dallas Cowboys

パス主体ハイスコア型オフェンス  x アグレッシブなパス主体型ディフェンス
ここまでの話を若干台無しにしてしまうが、本当はバランスアタックを展開したいがRBの不調やOLの引退や怪我によりパス中心になっていると思われるダラス。
才能のあるパスキャッチャー達はいるものの、今季のQBプレスコットはムラっけがあること、圧倒的なWRの不在が気になる。
強力なディフェンス相手にオフェンスが爆発できるかというと疑問が残る。
ディフェンスはかなりのビッグプレイ力を秘めており、CBディグズやLBパーソンズが活躍すればディフェンスで点もとれるチーム

Los Angeles Rams

パス主体ハイスコア型オフェンス  x アグレッシブなバランス型ディフェンス
ここも本来はバランスアタックを展開したいチームだが、前回SB出場以来ランオフェンスは低迷。
ショートにもロングにも活躍できるWRカップを軸にオフェンスを展開している。
プレイオフにおいては、カップが止められた時の次の一手と、ターンオーバーを起こさないことが鍵になるか。
ディフェンスはスターによるビッグプレイが魅せどころ。
苦手な49ersに当たりたくないと、心の底から願っているチームだ。

Arizona Cardinals

パス主体ハイスコア型オフェンス  x アグレッシブなパス重視型ディフェンス
パスでリズムを作るエアレイドオフェンスを展開しシーズン前半は無双していたが、なんでもとってくれるWRホプキンスが怪我して以来、オフェンスのリズムを失っているチーム。
RB陣にもケガ続出のなか、QBマレー頼りのプレイが増えるか?
ディフェンスは複数役割をこなせるLB達を軸に、攻撃的。
怪我から復帰するJJワットの調子によっては恐いディフェンスになれるか。
残念ながら、JJワットは怪我明けによかったことはあまりない。

San Francisco 49ers

ラン主体ロースコア型オフェンス  x パッシブなバランス型ディフェンス
QBガロポロは個人能力で大きなプレイを作り上げられない。
しかし、その他のオフェンスピースは多彩かつ、複数ポジションを担う柔軟性を兼備。
ランでリズムを作れればスキームで高い攻撃力を発揮できる。
ディフェンスはプレイオフ進出チームでも屈指のレベル。
怪我欠場が続いていたCBだが、ようやく復帰し、リーグ平均レベルのメンツが揃った。
DLとともにプレイオフではディフェンスが牽引できるかが鍵となるか。

Philadelphia Eagles

ラン主体ロースコア型オフェンス  x パッシブなバランス型ディフェンス
QBハーツのラン能力をフル活用
したラン主体のオフェンスを展開。
ランが出るようになったこと、ミスが減ったこと(そして相手が弱かったこと)でプレイオフに滑り込みを果たしたが、地力では間違いなく劣る。
ディフェンスは硬く、ロースコア展開に持ち込みたい。
天気が味方したり、持ち前のアンダードッグメンタリティで奇跡を起こせるかも⁉︎

NFC予想

多彩なゲーム展開に持ち込む力、ホームフィールドアドバンテージも含めてグリーンベイが一歩リード
それを追う各地区王者と49ersという展開か。
49ersがバイウィーク明けの相手にもフィジカルに勝ち、NFCCでラムズというボーナスステージに当たりスーパーボウルに進出する。

最後に

今回、面白いと思ってくれた方は是非、モチベーションになるのでぜひ投げ銭をお願いします!フットボールはAny Given Sundayですが、パパの顔を見せている日曜日にはメンズエステにはいきません。


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